【生理はうつるって本当?】女性なら思い当たるウソ、ホントの検証

月経は伝染する?

 

友人などが月経になった数日後、自分も月経が来た!

という女性の方は少なくないかもしれません。

筆者も実際にそのような経験をした記憶があります。

 

もちろん、たまたまかもしれません。

一部では、都市伝説のようになっていますね。

 

しかし、生理現象である月経が伝染することなんてあるのでしょうか。

先にお伝えすると、確立した医学的根拠はありませんが、

うつる可能性があるという研究結果は出ています。

 

この記事では、月経のメカニズムや、ホルモンと精神状態を中心にお話ししたいと思います。

スポンサーリンク


月経とは

taichou-furyou3

月経とはどのようなホルモン変化で起こる生理現象でしょうか。

まずは、2つの女性ホルモンの特徴を挙げます。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

生理1日目から14日間
プロゲステロン(黄体ホルモン)

生理15日目から14日間
卵子を受精可能な状態に成長させる子宮内膜の維持
女性らしい体を作る受精卵が着床しやすいようにする
自律神経を整える妊娠を持続させる
子宮内膜を増殖させる基礎体温を上昇させる
卵巣内で卵子を成熟させる体重増加・食欲増進
肌・毛髪・骨などに栄養を送る体内の水分を貯蓄する

この2つのホルモンが作用し、28日周期で月経が起こり繰り返されます。

 

このホルモンの体内での濃度は、

月経1日目から14日目はエストロゲンが優位で、

15日目から28日目はプロゲステロンが優位となっています(月経周期28日と仮定)。

 

このように、月経とは周期こそ個人差が大きいですが、きちんとしたメカニズムをもとに起こる生理現象です。

 

他人の月経がうつる可能性があるとはどのような現象でしょうか。

また、友人の月経で簡単に月経周期が狂ってしまったら、

自分の身体が心配になってしまいますね。

 

可能性その① ホルモンの変化

iraira

性別に関わらず、人間の身体は実に様々なホルモンによって正常に機能しています。

 

甲状腺のホルモンを例に挙げると、

人間にとっての正常な分泌量は、

東京ドーム3杯分にスポイト1滴の濃度だという報告もあります。

 

ホルモンというのは、特に性ホルモンがストレスが非常に大きく関係していると言われています。

 

疲労が蓄積しているなどの身体的ストレスや、心配事や解決できない問題に直面している時などの精神的ストレスなどですね。

 

女性ホルモンに関して比較的多く聞くのは、妊娠したかもしれないという不安による月経の遅れです。

体験は無くても、ドラマなどで聞いたことがあるかもしれません。

 

また、医学の面でいうと、

妊娠していると思い込んで月経が止まり、

つわりのような症状が出現する想像妊娠なども挙げられます。

 

このように、月経および女性ホルモンは比較的容易にバランスが崩れてしまうのです。

 

故に、

「友人が生理になったから自分もそろそろ生理が来るかもしれない。」

今度の海水浴にどうしても行きたいのに、生理で行けなくなるかもしれない。」

 

と自覚以上のストレスを感じることで、月経周期が変化する可能性があるのです。

 

そのタイミングが、長時間生活を共にするクラスメイトや同僚、母子の間で同じになることが考えられます。

スポンサーリンク


可能性その② 匂い

kaori

哺乳類がどのようにして相手のホルモン(この場合はいわゆるフェロモン)の濃度を察知しているかご存知でしょうか。

 

実は嗅覚を利用して、鼻にある鋤鼻器(じょびき)という器官で察知しているのです。

 

実際に、マウスを被験体とした実験では証明されており、

鋤鼻器にあるフェロモン受容体がノルアドレナリン(リラックスするホルモン)を刺激して、

受精率を上げるという報告もあります。

 

しかし、残念ながらヒトではこの鋤鼻器が退化しているのです。

では、何故匂いによって他人のホルモン変化の影響を受けるのでしょうか。

 

残念ながら、この根拠は明確にされていません。

 

その代わりにアポクリン腺の分泌は

エストロゲンとプロゲステロンの双方が大いに関係しているという事は明確になっています。

 

アポクリン腺とは、腋にあるいわゆるワキ汗の臭いを出す器官です。

 

これが、思春期ではエストロゲン

(エストロゲンは、アポクリン腺を発達させる作用があります)

 

思春期以降はプロゲステロン

(月経周期の15日目から28日目はプロゲステロンが優位になっているため)

に分泌が亢進すると分かっています。

 

しかし、先にお話ししたように、人間には鋤鼻器が退化しています。

 

そこで、現在有力な説の一つとして、

匂いそのもので自身のホルモンバランスに変化を起こしているのではないかという可能性です。

 

匂いは、嗅覚以外に他の器官を介さずに脳に信号が送られます。

そして、女性ホルモンの分泌を担っている一つは脳の中に存在します。

 

故に、ホルモンバランスへの影響が強いという可能性があります。

 

おわりに

woman-doctor

いかがだったでしょうか。

医学的根拠がなくても、

体験談や可能性①②を加味すると月経は連鎖するのかもしれません。

 

筆者も同様の経験があるだけに完全に否定することはありません。

特に身近な女性の影響は少なからず受けているのかもしれませんね。

スポンサーリンク

 

当サイトでよく読まれている検診と人間ドックの記事です 

 

【ピロリ菌に効く】ブロッコリーともやしとバナナの成分とその効果

【ピロリ菌の除菌と副作用】治療の費用は保険適用と適用外のどっち?

【ピロリ菌と再感染】再感染率が高まるやってしまいがちなNG行為

【乳がんと胸のへこみ】乳がんかどうかがわかるその症状や特徴

【インフルエンザの誤診】病院も風邪と間違える、その原因と対策

【インフルエンザと消毒液】効果のある消毒液の簡単な作り方と注意点

【インフルエンザと市販の風邪薬】ルルは処方薬との飲み合わせも安心

【インフルエンザは何科で受診できる?】症状別の受診すべき科

【インフルエンザと似た症状の病気】症状別インフルとの見分け方

【インフルエンザ中に耳が痛い】違和感は中耳炎と難聴の可能性アリ

【インフルエンザを放置するとどうなる】大人と子供の自然治癒の違い

【インフルエンザの除菌】ファブリーズとクレベリンは効果無し?

【インフルエンザ中のお風呂とシャワー】子供と大人の違いにも注意

【インフルエンザとタミフルの飲み方】その効果と嘔吐した時の注意点

【インフルエンザの兆候】インフルエンザの前兆と風邪との見分け方

乳がんの遺伝子検査とは?がん家系について知っておきたいこと

異常あり?異常なし?グレーゾーンも多い乳腺嚢胞(のうほう)とは?

「乳腺の石灰化」とは?マンモグラフィーの検査結果を分かり易く解説

 

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このページの先頭へ