【生理が来そうで来ない原因】病気なのか妊娠なのかのセルフチェック

皆さんは、月経が定期的に起こっているでしょうか?

 

楽しみな行事の日が近い、嫌なイベントを控えている、

もしかしたら妊娠したかもしれない。

など、自分が意外と意識していない感情や、

不安などで月経がずれてしまった体験がある方は少なくないと思います。

 

月経を引き起こすホルモンバランスは、単なる身体の生理現象ではなく、

精神状況や環境の変化などで比較的容易に崩れてしまう可能性があります。

 

また、妊娠したかもしれない、などの強い不安に関しては、

特にホルモンバランスに影響を及ぼしやすいと言われています。

 

この記事では、月経とホルモンバランスとは何か、

肉体的・精神的ストレスがどのように影響するのか、

月経が来そうで来ない時などの原因と対策をお話しします。

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月経とは

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月経とは、約一か月の間隔で起こり、

限られた日数で自然に止まる子宮内膜からの周期的出血と定義されます。

 

正常の月経の範囲は、

  • 月経周期日数:25~38日
  • 変動:6日以内
  • 排卵期日数:17.9±6.2日
  • 黄体期日数:12.7±1.6日
  • 出血持続日数:3~7日(平均4.6日)
  • 経血量:20~140ml。

初経は10~14歳、閉経は43~54歳を正常範囲と定義されています。

引用:日本女性心身医学会

 

しかし、読んで頂くと各日数に大きな幅があることが分かります。

月経はホルモンバランスによって起こる生理現象なので、とても個人差が大きい現象です。

 

女性同士ですと、月経に関する話題が挙がるときに実感した方も少なくないかもしれません。

 

女性ホルモンバランス

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では、女性ホルモンには何があってどのような作用があるのでしょうか。

女性には2つのホルモンが分泌され、絶妙なバランスを保つことによって正常に働きます。

 

では、月経とはどのようなホルモン変化で起こる生理現象でしょうか。

まずは、2つの女性ホルモンの特徴を挙げます。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

生理1日目から14日間
プロゲステロン(黄体ホルモン)

生理15日目から14日間
卵子を受精可能な状態に成長させる子宮内膜の維持
女性らしい体を作る受精卵が着床しやすいようにする
自律神経を整える妊娠を持続させる
子宮内膜を増殖させる基礎体温を上昇させる
卵巣内で卵子を成熟させる体重増加・食欲増進
肌・毛髪・骨などに栄養を送る体内の水分を貯蓄する

この2つのホルモンが作用し、28日周期で月経が起こり繰り返されます。

 

このホルモンの体内での濃度は、

月経1日目から14日目はエストロゲンが優位で、

15日目から28日目はプロゲステロンが優位となっています。

(月経周期28日と仮定)

 

このように、月経とは周期こそ個人差が大きいですが、きちんとしたメカニズムをもとに起こる生理現象です。

 

余談ですが、エストロゲンは女性らしい身体を作り、魅力的に見せることに効果を発揮します。

対してプロゲステロンは、女性の中の男性ホルモンとも呼ばれ、思春期ニキビの原因の一つと言われています。

 

ホルモンバランスとストレス

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月経はどのようにして起こるのか、女性ホルモンとは何かはお伝えしました。

ここで、筆者だったら疑問に思います。

 

何故ホルモンバランスは容易に崩れてしまうのか、崩れる人と崩れない人がいるのか、という事です。

 

同じような生活をしていても、月経不順になりやすい人と、そうでない人がいるのも事実です。

ホルモンバランスが成熟してるかが前提ですが、実は体質のようなものなので、やはり個人差が大きいものなのです。

 

一言で「ストレス」と言っても、その内容は多岐にわたります。

ストレス区分内容
身体的まとまった睡眠時間が取れない、残業が続いている、肉体労働をしている、いつも以上の運動をしている、休憩時間が少ない、など
精神的望まない妊娠をしている可能性がある、友人や同僚・家族のトラブルを抱えている、いじめにあっている、交際相手とうまくいっていない
社会的周りから過剰な期待をされている、人事異動、職場の変更、管理職についた、後輩ができた、など
環境の変化引っ越しを控えている、引っ越しをした、旅行・帰省中、など

表は一例ですが、自分でも些細だと感じるストレスでもホルモンバランスを崩す可能性があります。

何故ストレスによってホルモンバランスが崩れるかは、明確な根拠はありません。

 

しかし、ホルモンを分泌させるよう命令する大本が脳内にあるため、

ストレスに思うことでうまく脳から命令されなくなるのではないかと言われています。

 

ですので、意識的に「ストレスだ!」と考えなくても、

無意識なストレスも影響を及ぼす原因となる可能性があります。

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月経が遅れる

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筆者は、月経は気分が良いものではないと思っています。

これからの季節、尚更憂鬱になる予定の一つですよね。

 

しかし、いざ月経が遅れている、月経が来ないとなると途端に不安になります。

その内容として、妊娠の可能性と病気なのでは、が多いのではないでしょうか。

 

望まない妊娠の可能性

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自分も相手も妊娠を望んでいるなら、とても喜ばしいことです。

 

しかし、1%も望んでいない、あるいは予測もしていなかった場合、

理由はいろいろあるとは思いますが、その時の不安は計り知れません。

 

先にもお話しした通り、不安というストレスでホルモンバランスは容易に崩れてしまいます。

 

何故ホルモンバランスが崩れると、月経は遅れるのか?

逆に早まってもいいのではないか?

と疑問に思うところですが、これも明確にはなっておらず、月経が遅れることが多いのです。

 

この場合の対処法としては、妊娠の検査しかありません。

妊娠が陰性であることを確認して、

ストレスの軽減を目的とします。

 

妊娠の確認方法は、市販の妊娠をチェックする商品で容易に、

しかも精度は病院とほぼ変わらず検査が可能です。

 

女性は妊娠すると、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが分泌されます。

これは、受精卵が着床しないと絶対に分泌されません。

 

院内の検査薬も、市販の物もこのホルモンが尿中で検出されたかを調べるものです。

 

hCGは、排卵・受精しておよそ14日後に検査可能な血中濃度まで上昇しますので、

数字的には月経が遅れてから約一週間で検査可能です。

 

この検査で陽性でも、科学的流産など妊娠が継続していない場合もありますので、

陽性反応が出たら、必ず受診してくださいね。

 

また、本当に妊娠してしまっていた場合は、一日でも早く受診することで

自分の希望に沿った選択をすることが可能です。

 

妊娠しているのか、していないのか、不安を抱えることは

大変なストレスを抱える日々を過ごすことになってしまいますので、

避妊具や必要時はアフターピルなどを用いるなどの対策を取ってくださいね。

 

病気の可能性

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月経不順により病気が見つかることも少なくありません。

 

しかし、思春期から成人するまでは身体が成熟しておらず、

ホルモンバランスが確立していないことが多くあります。

 

筆者は13歳から26歳まで月経不順で、経血はベッドが血の海になるほどでした。

 

この間に、数回受診しホルモン剤投与などの対処療法を受けましたが、

子宮内膜症と多嚢胞性卵巣であると診断されるまで13年かかりました。

(もちろん途中で病院を変えています)

 

途中、20歳になったらまた受診するように言われたこともあります

(ホルモンバランスが整っていることを予測したのでしょうね)。

 

この場合は、可能な治療がないというのも間違っていません。

ホルモン剤を投与することで、元々のホルモンバランスの発達を妨げる可能性があるからです。

 

対処としては、

初経が来てから基礎体温と月経(月経と思われる時や不正出血も)に付随した症状を記録するという事です。

 

生理不順の原因が無排卵月経であったり、

たまに来る月経中に肛門周囲の痛みが強かったら子宮内膜症だったりすることもあります。

 

こう言ってしまうと怖いかもしれませんが、

自分の状態を把握することは妊娠を希望する時や

旅行などの行事の予定を立てるときに役に立ちます。

 

また、婦人科を受診する時に大いに役に立ちます(大抵の場合、基礎体温をつけるように説明されます)。

起床時に婦人体温計で測定するだけなので、是非習慣にするとよいですね。

 

しかし、妊娠の可能性がなく

数か月待っても月経が遅れている時は他に何らかの原因がある場合もありますので、

受診することをお勧めします。

 

おわりに

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いかがだったでしょうか。

ストレスと、ホルモンバランスや月経の過程は目に見える事ではありません。

 

ゆえに、なおさら心配してしまいますよね。

この記事を読んで、少しでも皆さんのお力になれたら嬉しいです。

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