【PET検査と検査項目】費用の医療費控除、検査時間や結果について

がんは日本人の死因の30%超を占めており、死因の第1位になっています。

日本人の2人に1人ががんになるとも言われている現在、がん治療のためにはがんの早期発見が最も重要です。

 

がんの進行する前、治療可能な早期段階で発見することで、がんで命を落とす可能性を大きく低下させます。

がんドックではがんの早期発見を目的とした専門的ながん検診が行われています。

今回は、がんドックの中心となるPET検査についてご紹介します。

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PET検査とは

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出典:medilocus.luke.ac.jp

PET検査は陽電子放射断層撮影(Positron Emission Tomography)のことであり、がんを検査する方法の1つです。

欧米ではPET First(がんを疑われたらまずPETを)という言葉があり、がん診断のファーストステップとして定着しています。

 

通常、がんは身体に実際に変化が起きてから見つかることが多く、がん細胞がある程度成長してからしか、発見しづらい病気です。

 

PET検査では検査薬を点滴することで、がん細胞だけに目印をつけます。

その上で専門の装置を使って身体を撮影することで、目印をつけたがん細胞を発見することができます。

このPET検査では、従来のがん検診と比べて、非常に小さな早期がんまで発見することが可能となりましまた。

 

また、近年ではPET検査とCT検査を同時に行えるPET-CTという検査も行えます。

PET-CTはPET単体の検査と比べて、より精度の高い診断が行え、検査時間も短縮できるというメリットがあります。

 

PET検査はすべてのがんが発見できるわけではありませんが、通常のがん検診では発見できないごく小さながん細胞の早期発見にも非常に有効です。

PET検査では判別しづらいケースもCT検査やMRI検査などの他の検査方法を併用することでより高精度のがん検査を行うことができます。

 

PET検査の所要時間

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PET検査の撮影時間は約30分です。

加えて、PET検査のための薬剤投与後の休息時間や、PET検査以外の検査、待ち時間を含めて、全体で2〜5時間ほどで終了します。

 

また、検査の数時間前からは絶食となります。

検査後1日は幼児や妊婦さんとの接触を控える必要がある点にも配慮が必要でしょう。

その他の注意事項についても、検査を受ける医療機関に確認しておきましょう。

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PET検査の費用

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PET検査は一通り全身を調べるスタンダードなタイプで、10万円程度であることが多いです。

コースによって多少の上下はありますが、身体の細部をさらに詳しく調べる場合には、もう少し金額が高くなります。

 

PET検査は人間ドックと同様に、法的に義務づけられているものではないため、原則的には健康保険の適用外となっています。

 

しかし、平成22年4月より、早期の胃がんを除くすべての悪性腫瘍に健康保険の適用が認められるようになりました。

他の検査や画像診断により診断、転移、再発の診断が確定できない方に限定されていますが、健康保険の適応範囲内でPET検査を受けることが可能です。

 

以下に、健康保険の適応範囲となる場合を示します。

 

  • 悪性腫瘍(早期胃がんを除く)

レントゲン検査やMRI検査、血液検査、超音波検査などのその他検査による病期診断、転移、再発の診断が確定できない方

  • てんかん

難治性部分てんかんで外科手術が必要とされる方

  • 虚血性心疾患

虚血性心疾患による心不全で、心筋組織のバイアビリティ診断が必要とされる方(通常の心筋シンチグラフィで判定困難な場合)

 

これらのケースの場合は健康保険が適応されます。

詳しくはPET検査を受診する医療施設に確認するのがよいでしょう。


まとめ

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がん治療はその早期発見こそが治療の第一歩であり、その後の生存率に大きく影響します。

PET検査により従来のがん検診では見つからなかった非常に早期のがん細胞から発見が可能となりました。

 

可能であれば、その他のがん検診と同様に1〜3年に1度、定期的な受診をおすすめします。

早期発見、早期治療で健康な身体を守りましょう。

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