【私の乳がん検診の体験談】乳房を失ってみてはじめてわかったこと

日本人の二人に一人はがんになるという時代です。

 

自分が、いつがんになってもおかしくはありません。

でも、早期発見、早期治療によって、今やがんは治る病気です。

 

がんを早く見つけるために、検診はますます重要になってきました。

そして、女性が発症するがんとして、圧倒的に乳がんが多くなっています。

 

乳がん検診の方法は主に3つ、マンモグラフィ、超音波(エコー)、そして触診です。

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自分に合った検査の方法を知っていますか?

検診の方法は、年代によって、異なることをご存知ですか?

 

若い年代の方は乳腺が豊富なため、乳がんの発見につながる石灰化と乳腺の区別がつきにくく、マンモグラフィはむきません。

一方、超音波は、石灰化は見つけにくいのですが、乳腺が豊富な若い女性でも、小さなしこりを見つけることが出来るという利点があります。

 

検診は、これらの検査に加え、医師による触診がなされます。

 

超音波検査は、乳房にゼリーを塗り、超音波を出す器具を直接乳房にあてて撮影します。

 

わきの下や、首などにも器具をあてて診ていきますが、痛いということはありません。

医師が直接器具を操作し、画像を見ながら異常がないかどうかなどを診断していきます。

 

超音波検査は何の抵抗もなく受けることが出来ると思いますが、乳頭周りを検査する時は、痛いというほどではありませんが、少し違和感を感じるかもしれません。

マンモグラフィは、乳房を透明の板ではさみこんでする検査なので、どうしても、痛いのではないかという心配があります。

 

さらに、微量ですが、被爆の危険性もあるということなので、妊娠している方などには、マンモグラフィは適していませんが、超音波なら妊娠中の方も、安心して受けることができます。

 

検査方法によって、それぞれ利点、欠点があるということがわかっていただけたでしょうか。

 

 30代から始める乳がん検診

さて、私自身は、30歳代のころから乳がん検診を受けてきました。

初めての検診は、総合の健康診断だったためか、医師による触診のみで、問題はありませんでした。

 

その後、市の乳がん検診を受けるようになったのですが、30代のころは超音波検査と触診で、何の抵抗もなく受診していました。

 

しかし、マンモグラフィを受けるような年代になったとたん、足が遠のき、市の検診は乳がん検診を外して受けるようになってしまったのです。

 

市の検診でも職場の検診でも、乳がん検査はオプションでした。

 

つまり、希望する方だけが検診を受けるようになっていますので、嫌なら受けないですんでしまいます。

 

親や知人からマンモグラフィを受けた時のことを聞くと、痛くてあれは受けたくないなどの意見があり、どうしてもマイナスのイメージしかなく、マンモグラフィを受けるのに二の足を踏んでしまっていました。

 

「マンモは痛い」という体験を私に教えてくれた方たちは、皆さん、豊かな胸の持ち主で、

一方、私はと言えば、貧弱な胸…。

 

検査装置に挟まれて乳房が痛いということよりも、むしろ、こんな小さな胸でも検査はできるのだろうか、ということの方が気がかりだったというのが正直なところです。

 

一度受けてみなければと思いながらも、なかなかマンモグラフィの検査に一歩踏み出せないでいた時、ピンクリボンのウォーキングイベントに参加する機会を得ました。

 

どちらかというと、ただウォーキングがしたいというだけだったのですが、一緒に参加した友人に、「ピンクリボンのウォーキングに参加したのだから、あなたもマンモ、受けなければね」と言われたこと、ものは試しで一度は受けてみなくてはという思いで、行動に移すことにしたのです。

 

翌年、市の検診に申し込んでマンモグラフィを初めて受けましたが、思ったよりも痛みは感じませんでした。

さらに、気がかりだった、小さくても乳房を装置ではさむ事は、何なく出来ました。

乳房がつぶされてもそれほどの痛みではなく、私の場合は、どちらかと言えば皮膚が引っ張られて苦しいというのが正しいかと思いました。

 

技師の方は、当然のことですが、女性の方です。

 

装置の前に立つように言われ、透明な板で胸をはさんでいくわけですが、その操作をしてくれる技師の方の手は暖かく、丁寧にして下さるので、安心して受けることができました。

 

マンモグラフィで撮影した後に、医師による問診と、触診が行われます。

 

触診の際には、乳頭からの分泌物はないかも調べられました。

 

乳頭を絞って分泌物を出すのです。

 

分泌物に異常を感じられるような時は、採取して細胞検査に出すとのことで、私の場合も、一度、色のついた分泌物が出た時は、細胞検査に出していただきました。

 

さらに、出来上がったマンモグラフィの画像結果を見ながらお話を聞きます。

 

問題がなければここまでが通常の検診の流れです。

 

追加検診でのがんの発覚

検診の結果、がんが疑われるような場合には、追加で組織検査を受けることもありますが、私の場合は、後日、予約を取って追加検査を受けました。

 

昨年、追加の検査でがんであることが判明しましたが、とうとう来たかという感じでした。

 

これまで、市の検診で石灰化があると判明してから後、専門医で半年に一度の検診を受けてきましたが、検診のたびにがんと診断されるのではという不安と、定期的に見ていただいているので、絶対に早期の発見が出来るはずだという安心感もありました。

 

一方で、定期的な検診に頼りすぎて、自己検診が甘かったことへの後悔の気持ちと、自分で見つけることが出来なかった悔しさがわいてきました。

 

思い返せば、がんが見つかったころは自己検診の時に、指先に引っかかりを感じていたように思うのです。

 

乳がんは自分で見つけることの出来るがんですが、小さいしこりや悪性の石灰化は自分で見つけることは難しいです。

 

医療機関での検診をするだけでなく、自分で出来る自己検診を定期的にし、気になることがあれば検診の時期にかかわらず、医療機関を受診することも大事だと痛感しました。

 

それでも私の場合は、がんを早期で発見することができ、がんが乳頭近くだったため全摘せざるを得ませんでしたが、現在は完治に近い寛解の状態です。

恐れずに検診を受けて欲しい

痛みはその人その人で感じ方は違います。

 

「痛い」という評判を聞いてしまうと、検診へのハードルが高くなってしまいますが、自分が痛みをどう感じるかは受けてみなければ分かりません。

 

乳がんのリスクが高くなる年代に入ったなら、ものは試し、マンモグラフィも一度は受けてみてほしいと思います。

どうしても痛みが耐えられないものを、医療機関側も無理やりは受けさせないはずです。

痛くて受けることができないなら、そのようにお話しして、検診の方法を相談してみることも可能ではないでしょうか。

 

私のように痛みはたいしたことがなかったという人もいるのですから、あまり怖がらないで一度はためしてみてほしいと思います。

 

乳房は二つあります。

 

私の場合、一つは取ってしまいましたが、今後も検診は続きます。

今は、定期的な検診を受けながら、しっかり自己検診もし、さらなる早期発見につながるようにしていきたいと思っています。

56歳お子様2人 Cさんの体験談

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