【乳がん検診体験談】看護師の資格をもった私の実体験と検診結果

多くの女性が思っていること…

 

ここ数年、芸能人の乳がんの発覚が次々とメディアで伝えられています。

そのたびに(私大丈夫かなぁ、、、)と漠然とした不安に襲われ、普段はそう気にも留めていないのに(私も乳がん検診受けなくては)と急に思ったりします。

 

ニュースでテレビの人が話題になるだけでなく、身近な人が乳がん検診で引っかかった話、実際に40代後半の友人が乳がんで手術をした例をとっても、人ごとではない緊迫感を感じています。

 

ですが、、、わかっているつもりでも乳がん検診ってなんだか気が重いです。

 

場所が場所だけに、乳房をあらわにして検査を受けないといけないことに、いくつになっても少し恥ずかしさもあります。

 

受けたことがない人にとってはただでさえいろいろ不安もあるのに、マンモグラフィー(以下マンモ)については巷では「痛い検査」と“脅されて“います。

 

そんな乳がん検診への不安を和らげることができ、少し心の準備をしながら受診できたらと思いますので、私の乳がん検診体験をお伝えします。

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乳がん検診をどこで受けるか選択する。

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私が乳がん検診を受ける選択肢は以下3つあります。

 

  • 市から発行される「無料クーポン」を使って、市の指定医療機関or 保健センターで受診。
  • 夫の会社の指定医療機関で受診。
  • 夫のグループ会社合同の「巡回型主婦健診」があり、県内にいくつかの会場が設けられ、その中から選択して受診。

 

私の場合、乳がん検診を単体で受けるというよりも、夫の会社の配偶者向けの健康診断項目の一つに「乳がん検診」も付いているため、他の検査もやっていただけるので②か③で選びます。

 

それぞれ自己負担額の違いや予約の取りやすさなど、長所・短所があります。

 

③は自宅に近いところでいくつか会場が設けられるのでフットワーク的にはありがたいのですが、その分「知っている人に会いやすい」デメリットもあります。

 

(悪いことはしていないのですが、ばったり会場で顔見知りの奥さんと会うとなぜか気恥ずかしいのです。。。)

 

ですので私は何年か前から②を選んでいます。

 

電話予約をする。

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上記②もいくつか受診場所の選択肢があります。

 

私は自宅から車で10分くらいの総合病院内にある健診センターで受診することにしています。

ここのいいところは、冷暖房完備でキレイな施設であること、どの職員の対応も丁寧だからです。

 

知っている人に会いそうなものですが、きっと上記の中で一番費用が高いせいもあるのか、今まで誰にも会ったこともないのでそれも気楽です。

 

③で受診する場合、マンモは大型バスの中での検診となるので会場が外となり、順番が回ってくるまでの間、暑い日も雨の日も外が待ち合い場所となってしまいます。

 

あと検診バス内はとても狭いです。

自分1人だけはなく何人かがバスの中へ入り、流れ作業的に動かないといけないのでなんだかせわしなくて、、、ですので心身快適な環境の②を選んでいます。

 

欠点はここの健診センターは人気があるのか、なかなか予約が取れないこと。

 

受診したいと思う月の少なくとも3か月前には予約をしないといけません。

 

私の場合、夫の会社から配偶者用の「主婦健診パック」プランがあり、40歳未満の女性には超音波(エコー)検査、40歳以上ならマンモが自動で組み込まれています。

希望で費用をプラスすれば両方の検査を受けることも可能です。

 

この予約のときに必ず確認しないといけないのは「検診日と生理がかぶっていない」ことです。

 

生理前から生理中はホルモンの変化により乳腺が硬くなると言われています。

もちろん個人差があるので、何とも感じない人、私のように敏感に張りを感じてしまう体質?の人がいます。

 

張りを伴う場合、これらの検査は共に器械を胸に当てながら行い、ましてマンモは板のような器械で胸を挟みこみ、乳房を平らに押しつぶして行う検査なので、それはそれは痛いです、、、

ですので事前に生理予定日を把握してから、それを外した日にちで予約を取ることが大事です。

 

問診票が郵送されてくるので、検診日までに記入しておく。

 

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予約日のだいたい1か月前に自宅に必要書類が郵送されてきます。

私は予約のときに超音波検査とマンモの両方をお願いしましたが、問診票は共通で1枚でした。

 

いくつかの問診に対し情報を書き込みます。(その内容は以下)

 

1)今までに乳がん検診を受けたことがあるか。なし・あり

※ありの場合、前回は何年前か、前回の検査方法、そのときの結果を記入

 

2)月経について

初潮年齢、閉経年齢、最近の月経期間(○月○日~○月○日まで)月経は規則的かor不規則か

 

3)妊娠回数、出産回数、流産回数、第一子出産年齢

 

4)授乳は母乳or人工(ミルク)or混合→授乳期間の合算期間(○カ月)、現在授乳中かどうか

 

5)乳がんの家族歴 なし・あり

※ありの場合、「祖母、母、叔母、姉、妹」の中から選択。他のがんの有無。あれば記載。

 

6)既往歴

・乳腺の病気 なし・あり

・婦人科の病気 なし・あり

・ホルモン療法 なし・あり

・豊胸術 なし・あり

・その他の病気 なし・あり

※ありの場合、病名などすべて記載

 

7)気になる自覚症状

・しこり なし・あり

・ひきつれ なし・あり

・乳頭変形 なし・あり

・乳頭異常分泌 なし・あり

※ありの場合、右、左どちらの胸か。何年前からか記載。

 

初めてこの問診を見たとき

「胸を診るだけなのに、けっこうプライベートな情報も書かないといけないのね、、、」と思いました。

 

もし書きたくない項目があったとしても、当日記載もれの不備はスタッフから確認されてしまいますのですべて記入しておきましょう。

 

私は生理が不規則なのに、いつから生理が始まったのか手帳に控え忘れることが多くて、こうして検診を受けるときに月経期間をきちんと書けないこともありました。

 

昔その欄を「?」にしてしまったことがあったのですが、案の定、「大体でもいいので教えてください」と言われ困ってしまいました。

 

乳がん検診だけではなく、子宮がん検診の際にも月経情報を記載する欄があるので、月経に関する情報はしっかりと把握しておくことをお勧めします。

 

あと、とてもシリアスなお話ですが、「シリコンバッグの豊胸術あり」の方は、乳がん検査を受けることができません。

 

理由は豊胸術に使用された異物がマンモ検査の特性上、破損や破裂の危険があるからです。

胸を押しつぶさない超音波検査も、異物が本当のしこりや硬さを見分けるのに難しいそうです。

 

近年は自分の脂肪を入れたり、ヒアルロン酸を注入するような吸収型の豊胸手段もあるようですが、超音波検査なら可能としていても、実際の画像は不鮮明で精密な診断につながらないということでした。(超音波検査を行う臨床検査技師さんより)

 

ちなみに私は豊胸術をしていませんが、こんな現実を知ると小さな胸でもよかったと思います(笑)

 

今女性が罹(かか)るがんのトップは乳がんですので、検査をきちんと受けられないのは悲しいなと思います。

 

この問診票含め、必要書類を全部書いたら事前に郵送します。

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もし万が一、検査当日、生理前や生理にあたってしまったら、、、

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私の場合は検査の予約が数か月前にさかのぼることが多いので、そのときに予測した生理日が徐々にずれてしまい、検査当日が生理前で胸が張ってしまう状況はたまにあります。

 

そうなるとマンモの検査は苦痛を伴うので、もしかぶっていたらマンモは中止するつもりでした。

 

検診機関によっては、生理中はマンモを受け付けないところもありますので注意してください。

 

もし検診でマンモだけを受ける予定でしたら、スタッフに事情を話しマンモから超音波検査に変更できないか聞いてみてください。

 

受診予定枠に余裕があれば受け付けてもらえる可能性もあります。

 

超音波(エコ―)検査の流れ

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予定されていた健康診断の流れは、こちらの検査が先でした。

私が受ける健診センターでは超音波室には2つベッドが置かれ、それぞれがカーテンで仕切られる個別スペースとなっています。

 

検査を行う技師はいつも女性なので安心です。

 

ベッドに横たわり、着ていた検査着の前だけをはだき、技師が胸に透明なゼリーのようなものを塗り(超音波が伝わりやすくするための潤滑剤?のようなもの)器械をパソコンのマウスのように胸に当て動かしながら画像を見ていきます。

 

痛みはありませんが、ゼリーを塗られるときちょっとひんやりします。

(これは冬場は温めてくれます。)

 

超音波の時間は15分くらいで、その間はただ寝ているだけです。

目をつぶっていてもいいですし、モニターに映し出された画像も自分で見えますが、正直素人にはよくわかりません。

 

技師の終了合図とともに、胸に残ったゼリーをふき取るタオルを渡されて拭いたら、超音波検査は終了です。

 

超音波検査の特徴と欠点

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先に少し触れましたが、40歳未満の方の乳がん検診はこの検査が行われます。

若い世代の方にマンモが優先されないのには、マンモは国の推奨が40歳以上であること、若いと乳腺が発達して密度が高いため異常が反映しにくいためです。

 

マンモのような痛みもないため受けやすい検査となりますが、「治療の必要のないものを拾いすぎる」という欠点もあります。

 

事実、私は以前検診結果に「両胸に嚢胞(のうほう:分泌物がたまった袋のようなもの)あり」で返ってきたので、念のため乳腺外来に相談に行ったのですが、そのときの先生の話だと、「これ自体は悪いものではないのでほっておいてもいい」と言われました。

 

この嚢胞はマンモの検査をしたときには結果に反映されなかったので、超音波検査で写りやすい?性質なのかなと思います。

 

マンモグラフィー検査

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超音波検査が終わり、次はマンモの部屋の前で待つように言われ、ほどなく女性技師に名前を呼ばれました。

 

検査が検査ですので、男性技師が担当することはないと思いますが、同じ女性同士とはいえちょっと緊張してしまいます。

 

マンモは乳房専用のレントゲン検査になりますが、胸のレントゲンのような姿勢で撮影できないのは、乳房は厚みがあって立体的になっているのでそのままでは乳腺や脂肪などに邪魔されてがんが映し出せないからなのです。

 

だからあの圧迫板で、胸を薄くする必要があるのです。。。

 

器械の前で立つ向きや手の位置を指示されて、技師が胸のポジションを確認します。

 

その日は暑かったのと、技師との距離が近いので制汗剤をつけていたのですが、脇周囲に白いパウダーが残っていて恥ずかしい思いをしました。

制汗剤の白い粉は誤診の可能性もありますのでご注意ください。

 

初めてマンモを受けたときの感想は、私はイメージよりも痛くありませんでした。

 

聞いていた話からかなり痛いのを想像していたので、板と板の幅が狭められるとき自分で猛烈な痛みのイメージを膨らませていました。

意外と平気でした。

(それがよかったのかもしれません)

 

立体型の乳房の内部をまんべんなく撮影するため、片胸を2方向で撮影していたので、所用時間は20分くらいかかりました。

 

マンモの特徴と欠点

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マンモの最大の特徴は、しこりとして自覚できない小さながんを写すことです。

 

それは「石灰化」という言葉で表現されます。

 

これはとても小さなカルシウムの集まりで、年をとるとできることもありますし、がんの存在に伴って起こる状態でもあります。

ですので検診結果が「石灰化あり」で返ってきたら、その形状などががんではないか精査の必要がありますので、必ず二次検診を受けてください。

 

あと、私は右胸にほくろがあるので、検査のときには技師にお伝えするようにしています。

 

大きなイボ、何かの傷跡、色素が濃いほくろは画像に写る可能性もありますので誤診されないためにもお伝えし、記録してもらっておくといいですね。(問診票に記載するところがない場合)

 

※乳がんとほくろについての記事はこちら

 

※マンモについての記事はこちら

 

終わったらパンフレットを持ち帰り、後日結果が自宅へ郵送。

 

検査が終了したらあとは結果が届くのを待つだけです。

(1か月以内に到着)

 

ここの健診センターではさまざまな無料パンフレットが用意され、必要な方が無料で持ち帰られるようになっていました。

乳がんに関しては自分でしこりを発見するための「自己検診」のやり方がイラスト付きで説明されたものがありました。

 

持ち帰ってしばらく意識してやってみますが、ついつい忘れがちになってしまいます。

(改めて反省。。。)

 

私が受診したところはパンフレットの配布だけでしたが、前述の③会場では、順番待ちの間乳がんの自己検診のやり方のビデオや、実際にしこりをイメージできるような乳房の模型も用意されているところもありました。

 

後日届いた結果は

超音波検査・・・・両胸 嚢胞あり

マンモ  ・・・・左右 異常なし

でした。

 

なお、前回の医師の言葉を受け、嚢胞はそのまま様子をみることにしました。

 

※嚢胞についての記事はこちら

 

検診を受けて思ったこと

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初めは検査への不安要素が多かった乳がん検診でしたが、実際に受診してみると意外と「心配ご無用」だったというのが私の実感です。

 

胸の張りからくるマンモの恐怖?も、受ける時期を考慮することで問題ありませんでした。

ただマンモの痛みの感じ方は個人差も大きいですので、生理時期と重ならなくても検査過程で苦痛に感じる方はいらっしゃると思います。

 

その場合は無理されず、超音波検査でフォローするように、「痛いから」「面倒だから」と検診に行かないということにならないよう、乳がん検診に関心を持ち、腰をあげて「年に一回」の受診を目標にしたいですね。

 

「乳がんは唯一自分で見つけることができるがん」と言われています。

 

私も常に自分の胸を触って、見て、異常がないかアンテナを張れるよう、持ち帰っては日が経つと忘れられているパンフレットを、これからは掲示して意識付けを強くしていきます!

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