【乳がん検診体験談】良性の腫瘍家系の私と分泌物から始まった不安

乳がんは自分で見つけることの出来る、がんだと言われます。

 

毎月、生理が終わってから1週間後に鏡の前で乳房を写したり、寝ながら触ったりして異変を感じることが出来ます。

 

でも、私自身は3人の子供達を母乳で育てたので、乳がんには罹りにくいと思っていて、定期的に自身で乳がん検査をしていませんでした。

たまに触っても、固い物もありませんし、乳房がひきつることもありません。

 

それで安心していました。

 

ところが、あることがきっかけで乳がん検診を受けることになりました。

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乳首からの分泌物

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私が丁度40代に入った頃、急に右の乳首から分泌物が出始めました。

痒みもあったのでさすったり、夜中には自分では知らないうちに掻いていたこともあったでしょう。

 

そのうち分泌物に血が混ざるようになり、胸にガーゼ等を当てていないとブラジャーを通して服にまで黄色い汁が滲み出てしまうようになりました。

ここまで来て、「乳がんは、乳首からの血液が混ざった分泌物に注意」と何かに書いてあったことを思い出しました。

 

つい最近乳がん検診を受けた友人に相談すると、彼女は自分の母親を乳がんで亡くしていることもあり、すぐに検診を受けるようにとアドバイスしてくれました。

 

何でも無いとわかって安心するのも検査の目的だな、と自分でも思ったので、乳腺外来も兼ねているある総合病院の外科を受診しました。

 

問診と触診

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検診はまず、医師の診察から始まります。

 

問診では、私が35歳からアトピーに罹っていることも話しました。

 

次はベッドに横になり、医師に依る触診です。

 

先生の話では、

「この分泌物はアトピーを掻いた所為かもしれないね」

とのこと。

 

そして、触診しながら「あぁ、これは大丈夫」と言ったようなことを言われたので、私はそれだけで随分気持ちが楽になりました。

それでも取り敢えず一通り検査をしましょう、ということになりました。

 

マンモグラフィとエコー

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「あれは痛い」と聞いていたマンモグラフィです。

 

ちょっと心構えをして部屋に入りました。

まず、女性の技師さんが片胸ずつ機械で乳房を上下から挟みこんでいきます。

そして段々胸を押さえ付け、潰していきます。

 

私の場合、母乳を上げていたことや、もう40代になって若い人ほどバストにハリが無かったお陰でしょうか、そこまで痛いということはありませんでした。

 

よく「涙が出るほど痛かった」と言う方もいますが、私の場合は痛いことは痛かったのですが、何とか我慢出来るほどでした。

やはりバストにハリがある若い方の方が、固い物を潰していくのですから、痛みが強いのかもしれませんね。

 

次のエコーで検診は終わりです。

 

ベッドに横になって両手を上げ、女性の技師の方が私の乳房にエコーゼリーを塗り、片胸ずつエコーの機械を当てて行きます。

 

画像は白黒ですし、私にはどこがどうなのかまるでわかりませんでしたが、右胸を見終わった技師さんは、

「大丈夫ですね」

と一言。

 

正直、ものすごくホッとしました。

この言葉を聞くまでは、本当に不安だったんです。

 

しかし、その後に左胸も検査されたんですが、その時の言葉が私としては意外でした。

なんと…

「明らかに良性の腫瘍が3時の方向にある」

と言われたのです。

先ほどの安心感が吹き飛んでしまいました。

いくら良性と言っても、腫瘍があると言われたら、不安になりますよね…

 

エコーで、腫瘍が悪性か良性か分かるようです。

私はと言えば、50代位のベテランの技師さんの「明らかに良性」の言葉に本当に救われました。

 

思い出せば、私の母も50年程前、30代の乳房に時に乳房にしこりがあるということで、当時のことですから手術で切除し検査をした結果「良性」でした。

卵巣嚢腫で卵巣を片方取り除いたのも母娘同じです。

 

がんは遺伝もあると言いますが、良性でも遺伝があるのかもしれませんね。

因みに私の姉はそういう面では一切母からの遺伝はありませんから、遺伝も子供によるようです。

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医師の説明

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その日のうちに、マンモグラフィとエコーの結果が出て、先生から説明がありました。

 

やはりこの分泌物はアトピーの依る物だという診断でした。

 

アトピーは皮膚科でも1ケ月に1回程度診て頂いていましたが、皮膚科の薬でも分泌物が止まらないので先生に相談すると、リンデロンとガーゼ付きの絆創膏を処方してくれました。

 

それを、分泌物の様子を見ながら1日に何回か貼り換えるのです。

その後2週間程で分泌物は止まりました。

 

血液検査等、他の精密検査をするまでも無く、私は乳がんではありませんでした。

 

問診の時の先生の言葉と、エコーの技師さんの言葉で大分安心していたので、最終的に「アトピーだね」と言われた時は「良かった~」という安心と喜びが混ざった気持ちでした。

その代わり、今度は左胸の腫瘍が気になり、毎年左胸の検査を受けた方が良いかを聞きましたが、そんなに頻繁にしなくて良いでしょう、とのことでした。

 

良性が悪性に変わることもあると聞きますが、私の腫瘍は余程ハッキリ良性で放っておいても大丈夫な物なのかなと思いました。

 

7,8年後に受けた検査で

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私はこの検査の後7,8年経ってから、あまりにも月日が経っていたので心配になり、引っ越しをしたのを機に、引っ越し先の市の乳がん検診を受けました。

 

念の為、以前の検診でわかった左胸に良性の腫瘍があることを伝えましたが、この時の触診の先生も

「あぁ、これは(大丈夫)」

と、言われましたが、

「念の為カルテには書いておきますね」

となりました。

 

そのお陰で、とは言いませんが、その後受けたマンモグラフィで引っかかり、再検査の通知が来てしまいました。

 

乳腺外来がある病院を探し、市の検査結果を先生に渡すと、先生は

「なんで市のマンモグラフィを受けたの」

と怖い口調で言われました。

 

一瞬意味がわかりませんでした。

 

先生が仰有るには、マンモグラフィは腫瘍は何でも写ってしまうから、乳がんかどうかを知りたいならエコーを受けなければならないと言う事でした。

 

先生が言われたことは私は知らず、取りあえず7,8年間検診を受けていなかったので市の検診を受けましたし、又市の検診は触診とマンモグラフィしか行わないという事も知りませんでした。

 

結局その病院ではエコーだけ受けるように言われ、又技師さんからは

「大丈夫ね。」

と言われたので、一安心でした。

たまにお医者さんは、意図的ではないのかもしれませんが、少し怖い口調の時がありますよね…

乳がん検診でわかったこと

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先述の通り、乳がん検診を初めて受ける方はマンモグラフィとエコーの両方を受けるように言われると思いますが、その時問題が無い場合は、次の検診(悪性に変わっていないか)はまず市や区の検診ではなく、病院にエコーを受ける為に行った方が良いと言う事です。

 

マンモグラフィはまず腫瘍があるかないかを確認するという役目の様です。

そして、エコーで良性か悪性かが分かるようです。

 

市や区の検診では、良性か悪性かよりも「腫瘍があるか無いか」を見分ける為にマンモグラフィしかしない所が多いようです。

 

ただ、ネットで調べると「マンモグラフィとエコーとどちらを受けた方がいいのでしょうか」という質問を多く見かけます。

 

その答えとしては、マンモグラフィは技師の腕に関係なく病変を見つけられるが、エコーは技師の腕次第であること、そして、マンモグラフィは熟年以上向けで、エコーは若い人向けと書いてありました。

 

これによると、私はマンモグラフィを受けた方が良かった様に思いますが、それは自分でどちらを受けたい言うよりも医師の判断次第でしょう。

でも、両方受けたい場合は医師に相談してみてくださいとのことでした。

両方受けたいという方は、そんなに珍しくないみたいですよ。

 

また、がんは怖い病気ですから、ネットにどう書かれていようと不安な事、わからないことはどんどん医師に質問したり、自分の希望を伝えることも大事だと思います。

こちらは命が掛かっているのですから、それをうるさがるような医師なら、ちゃんと答えてくれる医師に代えて、納得がいく検診を受けるようにすると良いと思います。

53歳 お子様3人 Mさんの体験談

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