【寝ている間に熱中症】夜も油断は禁物!睡眠中は裸で寝ると危険

段々と暑くなる日が続いてきましたね。

 

皆さんは、これからの季節どのようにして寝ていますか?

 

冷房をつける方や扇風機で過ごす方など、様々な方がおられると思います。

この記事では、就寝時と熱中症を関連付けてお話ししたいと思います。

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就寝時の水分の変化

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みなさんは、寝ている間にどれだけの水分を失っているかご存知でしょうか。

環境によってはあまり自覚がない方もおられると思いますが、季節に関わらず汗として水分を失っています。

睡眠時に関わらず、私たちは汗の他にも呼吸や尿で水分を失っていきます。

 

これは睡眠中も例外ではなく、同様に最低限の水分を失います。

 

様々な情報があると思いますが、睡眠時に失う水分として多く言われているのが200ml(コップ1杯分)ですね。

 

他にも500mlから最大で1000mlの水分を失っていると言う情報もあります。

大人と比較して、子供の方が寝ている間の汗が多いですよね。

これは、基礎代謝などによって変わるためだと考えられています。

 

気温が低くても熱中症になる?

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皆さんは、寝ている間に熱中症になると聞いて、何を考えますか?

 

筆者だったら、“夜は日中ほど気温が上がらないし、日差しもない。動いて汗をかくわけではないし、そんなに注意するほど危険じゃないのでは?”と感じていたと思います。

確かに、熱中症は暑い日差しの中や蒸し暑い室内などで沢山の汗をかくことでかかってしまうイメージがあるかと思います。

そして、上記で挙げたことも決して間違ってはいません。

 

しかし、就寝中に熱中症になりやすい原因は、

  • 就寝中の生体反応として寝ているだけでも汗をかきやすくなっていること
  • 汗をかいても風などがなく、また寝具に横になっていることによって熱がこもりやすいこと

これらが挙げられます。

 

まず、人間が汗をかく理由は、体温の上昇を防ぐこと、上昇した体温を下げることが挙げられます。

脳の間脳に位置する視床下部に体温調節中枢がありますが、その部分が環境や状況、運動量などによって体温の上昇を感知すると汗をかきます。

その汗が風や体動による微風で揮発することによって体温が下降する仕組みです。

(注射や採血の時にアルコール綿で消毒しますね。そうするとスーッとした感覚になります。これと同じことが起こっているのですね)

 

これで、体温が下がる仕組みは、汗をかくことと揮発することであることがお分かりいただけたでしょうか。

 

次に、就寝中の環境についてお話しします。

先にもお話した通り、就寝中は寝返り以外の体動はほぼなく、ベッドや布団に身体の一部が接している筈です。

すると、布団や寝間着の中は汗や部屋の湿度で、更に湿度が上昇していくことになります。

 

もともと寝返りの役割の一つとして、布団や衣服の中の湿度を下げる役割があります。

つまり、ヒトとして就寝時の熱中症を予防する働きは常にしていることになります。

 

では、結局何が就寝時の熱中症の原因なのでしょうか。

 

その答えは、

①そもそも身体の水分が足りていなかった

②室内の湿度が高く汗が揮発できなかった、

という2点が挙げられます。

 

①に関しては、日中から水分が足りておらず、水分を補給できない就寝中に熱中症にかかってしまう場合です。

夜間に水分を失う原因は先にお話した通りです。

②に関しては、汗による体温の下降がされなかった際に熱中症にかかってしまう場合です。

 

汗は、大気中の湿度との差で揮発します。

つまり、自分の身体や汗の周囲の湿度よりも室内の湿度が高かった場合は、汗は揮発できないという事です。

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就寝中の熱中症の予防は?

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この項では、先にお話した原因①②をもとにお話していきます。

 

水分のとりかた

熱中症対策に水分補給が重要であることは、ご存知かと思います。

では、どのように補給したらよいでしょうか。

 

まず、ヒトの胃は1時間で約200-250mlの水分を吸収できると言われています。

余分に摂取された分は、そのまま胃を通過し、約24-36時間後に大腸を通過する際に再吸収されます。

大腸の再吸収を待っていては数日後になってしまうので、熱中症や脱水を効果的に防止するためには、約200-250mlずつ摂取することが大切であると言えます。

 

これは、就寝前に行うだけでなく一日かけて補給することが大切です。

 

運動量や活動量によりますが、目安はのどが渇いていなくても摂取することがポイントです。

のどが渇くということは身体が水分を欲している(脱水になりそうと言うSOS)ことになりますから、“身体が水分を欲しがる前に”補給することが大切です。

日中適宜約コップ1杯ずつ、夜入浴後にコップ1杯、就寝直前にコップ1杯(就寝中の水分を補給)、起床してすぐにコップ1杯(就寝中に失った水分の補給)がお勧めです。

 

また、特に起床後の水分は常温がお勧めです。

冷水や熱い飲み物は吸収効率が悪いため、内臓の温度36-37℃(触って冷たくも温かくもない程度)が好ましいですね。

 

就寝時の湿度のコントロール

次に湿度の調節です。

就寝中の湿度の調節方法として、まずは寝具や寝間着を適したものにすることをお勧めします。

素材は吸水性や速乾性に優れたものが好ましいですね。

 

ガーゼや綿、麻が良いと考えます。

 

夏用でも1枚仕立てや2枚仕立てであったり、空気の通り道ができるようワッフル加工してあったりするものもありますので、是非お好みのものを探してみてくださいね。

寝具に関しては、寝間着と比較して多くの夏用素材が販売されています。

キシリトール配合や、頭側と足側で素材が異なるものなどがありますので、是非探してみてくださいね。

 

あまり知られていないかもしれませんが、熱中症対策には実は裸で眠ることはお勧めできません。

 

風がない就寝中は、ある程度寝具などが汗を吸い取ることで揮発しやすい状態にできます。

寝返りやタオルケットなどをはいでしまった時のことを考えて、やはり寝間着は着用した方が良いと考えます。

 

また、真夏の熱帯夜の際はエアコンの除湿機能や扇風機を活用することも大切になってきます。

冷房をかけたままだと何となく体調が悪くなる方もおられると思いますが、睡眠不足が蓄積すると、やはり熱中症にかかる可能性が高くなるため、タイマーなどの機能を活用してみることをお勧めします。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

熱中症は、気温が高く日差しが指す環境以外でも罹患する危険性があります。

この記事を読んで、少しでも皆様が良い睡眠をとれることを願っています。

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