熱中症を防ぐエアコン&扇風機活用術!体を冷やし過ぎない温度と湿度

段々と猛暑日が多くなってきました。

 

私はペットを飼育していることもあり、すでに午前中から冷房を入れています。

 

冷房は上手に使えば実に便利な製品ですが、冷やし過ぎなどの間違った使い方をすると身体に悪影響を及ぼします。

 

この記事では、冷房や室温調節を熱中症と関連付けてお話しします。

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温度と湿度の基準

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皆さんは、好ましい室温や湿度があるのをご存知でしょうか。

人が生活する温熱条件のうち、暑くもなく寒くもない温度を至(し)適(てき)温度と呼びます。

療養環境  
温度(室温)湿 度
20-24℃45-65%
17-21℃40-60%

上記の表は、療養中の環境の至適温度ですが、健康な人も例外ではありません。

 

お気づきかもしれませんが、夏と冬を比較すると夏の方が高くなっていますね。

 

一見すると、夏は暑いし冬は寒いんだから逆なのでは?と思われるかもしれません。

 

しかし、外気温と差がありすぎると身体にとって負担になるという理由で、このようになっています。

湿度に関しては、温度とは異なりある程度一定です。

これは、呼吸や汗などで必要以上に水分を失わないための数字です。

健康な人であれば、仕事や外出だけでこの温度・湿度で生活するのはほぼ不可能ですから、ある程度の基準と考えていただければ幸いです。

 

冷房

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冷房は、今やほとんどの家に完備されていると言っても過言ではないほど普及しています。

また、その性能も年々進化していますよね。

熱中症の予防や対策として、冷房で室温管理することはとても重要です。

 

しかし、むやみに冷やし過ぎてしまっては逆効果です。

ヒトが身体の機能を最大限発揮できるための温度が、36-37℃のいわゆる平熱です。

もちろん冷房の有無に関係なく、体温調節中枢と言う機能が平熱に保ってくれます。

 

しかし、人間の環境に適応する能力が鈍くなる可能性が高くなってしまいます。

一概には言えませんが、人間は山岳地帯で生活すれば低酸素状態に適応したり、暑い地域で生活すれば暑さに比較的強くなったりするという性質があります。

 

つまり、生体反応の一つに環境に適応する能力が備わっているという事です。

外が暑かったから室温は18℃に設定したり、寒かったから室温を30℃に設定したりすると、体温調節機能が鈍くなりだるさなどの体調不良が起こりやすくなります(一部では冷房病と言ったりしますね)。

 

また、夏に18℃などに設定して寒く感じることは、身体のSOSなので逆に悪影響になりますね。

 

一般的に、夏のエアコンの設定温度はエコの目的もありますが、28℃程度が好ましいとされています。

過度な運動などをせず、季節に合った服装をすると実に快適であることが分かります。

帰宅直後などは非常に熱いと感じるかもしれませんが、寒暖の差を緩やかにしてあげることで、身体にも余計な負担がかからなくなります。

 

もしも温度計などをお持ちの方は、洗面器などに28℃前後のぬるま湯を作って、手や足をつけてみてください。

季節がら、始めはひんやりして心地よいかもしれませんが、寒いと感じてくるはずです。

それが全身になる事を考えると、25℃以下は冷やし過ぎですよね。

 

また、除湿機能を備えた冷房も普及していると思います。

湿度の変化は、皆さんも良く体験されていると思います。

梅雨にむしむしするのも、冬場に唇がかさついたり鼻がカピカピになるのも、湿度が適していないからです。

 

不適切な湿度は、ヒトの不感蒸泄(無意識にかいている汗など)に大きく影響し、また不快感も増す要因になります。

 

この季節、冷房の設定温度は高めに、過剰な湿度は除湿することによって、快適に過ごせるはずです。

そして、身体に最も負担を掛けにくい湿度や温度で過ごすことで、それだけでも熱中症の予防に効果的です。

 

扇風機

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現代では、扇風機の使い道はただ風を送るだけではなくなりましたね。

エアコンの風を循環させたり、霧が噴霧して同時に風を送れたりするなどの機能がついているものもありますね。

 

従来の扇風機は、風を送るだけでした。

この機能で清涼感を得るためには、汗などで皮膚表面が湿っている時限定です。

気化熱を利用していますが、これが噴霧機能付き扇風機の原理です。

風と汗という組み合わせでこそ発揮できる効果ですね。

 

逆を言えば、もともと高い室温を下げることが出来ないことが欠点として挙げられます。

故に、就寝時などの室温が比較的低い環境では、自分の汗を味方につけて効果を得やすいです。

 

決して扇風機を否定するわけではありませんが、お子様や高齢者、ご病気の方がいらっしゃる方は、高温多湿の環境が負担過ぎる場合がありますので、冷房や冷房との併用が効果的であると言えます。

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服装

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先にも出てきましたが、季節に合った服装とはどんなものでしょうか。

ひとまず、制服などは除き、真夏にダウンジャケットは着ませんし、真冬にTシャツ・短パンで屋外に長時間いることはほぼないと思います。

夏場は、吸水性や速乾性に優れた素材が好ましいです。

汗が滴っている状態であると気化熱が起こりにくいので、適度に吸水し気化熱を助け、更に早く渇くことで繰り返しこのサイクルが活用できます。

 

しかし、吸水性や速乾性に優れた製品はスポーツ用品や屋外作業用に多く、どうしても普段使いしにくい場合があります。

そのような時は、タンクトップやキャミソールなどの比較的ぴったりする服にそのような素材の物を取り入れることが効果的です。

その上に普段の服を着用すれば、場合によっては外見からは分からないようにコーディネートが可能だと思います。

 

普段の服の下に一枚追加すると聞くと、逆に暑いのでは?と思うかもしれません。

 

しかし、吸水性と速乾性があるという事は、服の中にこもった湿気を飛ばしてくれることになります。

熱中症は気温だけでなく湿度も重要なので、とても大切なことです。

是非取り入れてみてくださいね。

 

また、夏場はどうしても薄着になりがちですが、そこにも注意が必要です。

 

1つめの理由は、日焼けしやすいことが挙げられます。

 

日焼けは、その状態によってはいわば熱傷(やけど)と同様です。

皮膚の表面が過剰に焼けることによって、体内の水分が失われます。

 

そこで今まで通りの生活をしていると、無意識にも脱水傾向になり、ゆくゆくは熱中症に繋がる可能性があります。

 

2つめの理由は、冷房の時と同様に外気温と室温との差の負担に耐えられなくなる可能性があるからです。

猛暑日などに薄着で出かけて、喫茶店などに入り寒い思いをした経験がある方はイメージしやすいと思います。

 

汗をかいていて、その汗がお店などの過剰な冷房などで冷やされることで起こったり、汗などは関係なく、そもそも冷房が低すぎたりする場合などに起こります。

この対策にも、上記同様吸水性と速乾性に優れた素材が役に立ちます。

 

また、特に女性の方などはホルモンバランスの影響で、男性よりも手足が冷えやすいため、薄手のカーディガンなどの羽織れるものを持参することもお勧めです。

夏用でしたら軽いですし、たたんで端からくるくると丸めれば、500mlのペットボトルよりも小さく持ち運べるものも少なくありません。

外気温だけでなく、その日の行動によって臨機応変に衣服を変えることも、熱中症や体調不良に効果的です。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

普段何気なくつけている冷房や、気に入って購入された洋服にも実は熱中症になりやすい原因が含まれていることがあります。

少しの工夫でもっと快適に、上手に熱中症対策をしていただけたら幸いです。

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