【胃カメラと胃バリウム】検診で選ぶべきは?見落としや精度の比較

あなたは、がん検診を受けていますか?

胃がんは肺がんに続く日本人に多い癌です。

有名人でも、胃がんで亡くなっている方が多いですね。

今回は、胃がん検診についてお話していきましょう。

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胃がん検診って、どんな検査をして調べるの?

胃がん検診というと、大きく分けると二つの方法があります。

  1. 内視鏡検査、つまり胃カメラです。
  2. バリウム検査(胃バリ・胃透視)です。

検診の項目は、通常検診を行う財源、つまり住民検診なら市町村・事業所検診なら企業が選択します。

ですから、最初から胃カメラもバリウムも含まれていないこともあります。

しかし、もしオプションで選べるもしくは自己負担して追加できるという場合には、どちらを受けた方が、がんの発見率は高いのでしょうか?

一般的に言えば、胃カメラの方が精度は高いと言えます。

胃カメラは、直接胃の内部から粘膜を見ることができるからです。

 

ところが、胃バリというのは胃の全体像を見るもの。

そのため、早期胃がんの発見には胃カメラの方が適している、というのが一般的な答えになります。

現実的なことを言ってしまうと、仮に胃バリで何か異常所見があったとしましょう。

そうすると、次の段階としては胃カメラを行ってその部位の組織をつまんで取ってくる、「生検」を行うことになるのです。

あとからどうせ胃カメラをするのなら、最初からやっとけばいいんじゃない?というのも、胃バリよりも胃カメラが推奨されつつある理由の一つです。

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胃カメラには見落とし症例も存在する

では、胃カメラを受けていれば確実にがんを早期にとらえることができるの!?というと、そうでもありません。

胃カメラは、採血のように数値で出る結果ではありません。

施行する医師の腕前に、結果が左右されてしまうものであることも事実です。

 

胃カメラの結果は、施行した医師が「ここは大事なところだぞ」と写真をとらなければ残りません。

ですから、見落としておいて写真だけは残してレポートに貼り付ける・・・なんてことがない限り、施行医以外の医師や検査技師が見つけることはありません。

 

では、なぜ見落としが起こってしまうのでしょうか?

どうしても、胃カメラにはどうしても苦手な部位(食道と胃のつなぎ目)があります。

そこは死角となるため、どうしても見落としてしまうことがあるのです。

また、胃がんの中でも悪性度の高いものとして知られている、スキルス性胃がん。

これも見落としやすいと言われています。

 

胃がんは通常、胃の粘膜の上にできます。

ところが、スキルスは胃の粘膜の下を這うようにして進行していきます。

そのため、ぱっと見では何もない、胃潰瘍程度であると見落とされてしまうケースもあるのです。

熟練した医師であっても、見落としは存在します。

 

一方で、バリウムは検査技師が写真を撮影します。

そして、出来上がった写真を医師が判断するので、技師と医師の両方の腕前が影響するといってよいでしょう。

ただし、写真を別の第3者がみて、「ここは気になるゾ」と引っ掛けることは可能。

それに、仮にスキルス性胃がんがあったとしても、スキルスになると胃全体が硬くなってしまうため、バリウムでうまく染めることができません。

この時点で「おや?」と引っかかるわけです。

まとめ

結論として、どちらが優れているかと言えば、やはり胃カメラ。

でも、できることなら両方受けておくと安心です。

もし自分の受ける検診が胃カメラなら、自己負担してオプションを付ける、もしくは自分でバリウムを追加してみてはいかがでしょうか?

それが無理なら、数年に一度はバリウムにするとか、二つの検査をうまく組み合わせてみましょう。

胃カメラだからよい、バリウムだから悪い、ということはありません。

どちらも得意・不得意という点があるのです。

 

ですから、胃カメラとバリウムを上手に使い分け、更に採血検査等と組み合わせ、自分の身体を多角的にとらえることが、病気を早期に発見する秘訣。

一昨年までは受けていたのに・・・と後悔しないためにも、いずれの方法でも構いませんから、検診は毎年受けましょうね。

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