【インフルエンザと似た症状の病気】症状別インフルとの見分け方

細菌やウィルスなどの病原体が体に入ってきたときや、ケガや火傷などにより体が刺激を受けたとき、体の持つ防御反応として炎症が起こります。

炎症が全身へ広がるときには高熱が出てきます。

高熱が出るような病気はインフルエンザに限らず

  • おたふくかぜ
  • 扁桃炎
  • 咽頭炎
  • 肺炎
  • 急性腎盂腎炎
  • 髄膜炎
  • 急性胆嚢炎
  • 急性胆管炎
  • 腹膜炎

などさまざまな病気が高熱の原因になります。

高熱が出て全身症状をともなうような異常を感じたら、必ず医療機関を受診してください。

 

ここではインフルエンザのような高熱が出る病気のうち、最近注目されているウィルスの病気をいくつか取り上げてみます。

インフルエンザ以外のウィルス感染症では、高熱と強い全身症状に始まり、

  • 発疹やリンパ腺の腫れを引き起こす風疹
  • おたふくかぜ
  • はしかのような子供さんがかかりやすい病気

もあるため、とくに乳幼児期のお子さんを持つお母さんは症状の経過を注意深く観察する必要があります。

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RSウィルス感染症

RS

出典:okitajibika.jp

冬に流行して、乳幼児期に感染する呼吸器の病気です。

症状は比較的に軽い風邪様のものから、重い肺炎を起こすなど様々です。

発熱やせきなどの呼吸器の障害が強く出ることから、インフルエンザとの区別も困難です。

早いうちに医療機関を受診していただいて、正確な診断を行う必要があります。

 

初めてこのウィルスに感染した時が、症状が重くなりやすいといわれています。

またとくに生まれて数か月くらいまでの乳児期にRSウィルスに初感染した場合、細気管支炎や肺炎など重症になりやすい傾向があるといわれています。

RSウィルスはごくありふれたウィルスで、毎年保育園でも流行しています。

小さいお子さんをお持ちのご家庭は、保育園での発症の情報に注意していただくとよいでしょう。

 

 ⇒RSウイルスについての記事はこちら

 

伝染性単核症

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出典:houtikai.or.jp

通称キス病とも言われ、EBウィルスというウィルスに初めて感染した時に起こる病気です。

感染した時の年齢が低いほど、症状が軽いといわれています。

 

最近は少子化の影響で、お子さん同士の接触の機会が少なくなってきたせいか、発症年齢が高くなっている傾向があります。

小学校へ入学して学童期以降の発症が増えてきているようです。

 

このウィルスに感染すると、1~3週間ほどの発熱とともに、

  • のどの痛み
  • 頚部のリンパ腺の腫脹
  • 肝臓
  • 脾臓の腫れ

といった全身の症状がみられます。

まれに肝炎に移行することもあるため、医療機関へ受診していただき早めの診断が必要です。

 

ヘルペス性歯肉口内炎

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出典:activir.jp/

単純ヘルペスウィルスⅠ型の初感染で起こる病気です。

いわゆる大人のかかる口唇ヘルペスと同じウィルスによるものです。

 

子供さんが初めてこのウィルスに感染する時、症状が強く現れます。

症状は、風邪かなと思わせる高熱に続いて、口内や唇に痛みを伴う水泡が出現します。

 

高熱は一週間くらい続くといわれており、口の中の強い痛みのために食事が食べられずにしばしば点滴による治療が必要になります。

ヘルペスの治療には近年、特効薬が開発されたため、この病気が疑われたら医療機関にて早めに薬の処方を受けることが望ましいです。

 

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アデノウィルス感染症

Adenovirus

出典:blogs.yahoo.co.jp/chizulec

夏風邪として知られている代表的なウィルス感染症です。

アデノウィルスの感染により、いろいろな症状が引き起こされます。

 

プール熱といわれる咽頭結膜炎などもこのウィルスの感染により引き起こされます。

おもに幼児期から学童期にかけて多くみられ、集団生活の中でかかることが多いです。

39度から40度の高熱が出て、その後扁桃炎や肺炎、腸炎、膀胱炎、咽頭結膜炎などの症状が出現します

ウィルスの型によっては重症化する場合もあるので、熱が下がっても症状を注意深く観察する必要があります。

 

かぜとインフルエンザ

kaze-influenza

風邪もインフルエンザと同様、ウィルスにより引き起こされる病気ですが、インフルエンザにかかると、症状は急激に進行して全身症状が風邪よりも強く現れるのが特徴です。

また最近では、インフルエンザに乳幼児期にかかると、まれに急性脳症を起こして後遺症を残したり、重篤な場合では死亡することも報告されています。

  • 高熱とともに、
  • せきやのどの痛み
  • 鼻水
  • 頭痛
  • 関節痛
  • 筋肉痛

などの全身症状が急激に進行した場合は、インフルエンザを疑ったほうがよいでしょう。

まとめ

このように急な高熱が出て全身の症状が強い場合には、インフルエンザだけではなくて違う病気が隠れている場合も多いです。

早いうちに医療機関を受診していただき、診察や検査を受けてくださいね。

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