【インフルエンザウィルスの寿命】生存できる環境と生存期間について

まず重要な事を確認としますが、厳密に言うとウイルスは「死ぬ」事はありません。

ただし感染する為の機能を失わせる、活動できなくする事を不活性化といい、感染できないウイルスはただその場に存在するだけになるのである種「死ぬ」と言えるでしょう。

本稿ではそれを踏まえ、解説したいと思います。

 

インフルエンザウイルスはどんな環境で生存できるのか、そして生存するというならどれくらいの期間があるのか。

今回はそういったインフルエンザウイルスの「生存」について、ご説明していきましょう。

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インフルエンザウイルスの生存環境

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ではまずインフルエンザウイルスの活動環境……生存環境を確認していきましょう。

 

これはインフルエンザウイルスと湿度、温度の研究データから抜粋しています。

まず温度21~24度、湿度50%に保って6時間後にウイルスの生存率をみると3~5%でした。

しかし同温で湿度を20%に下げるとウイルスの生存率は60%になりました。

 

また温度7~8度の低温にして湿度50%以上に保つと、6時間後のウイルス生存率は35~42%になりました。

そして同じく、同温で湿度を22~25%に下げると6時間後のウイルス生存率は63%になりました。

最後に温度32度、湿度50%では6時間後のウイルス生存率は0です。

 

この事からインフルエンザウイルスは高温度、高湿度に弱いと分かります。

日本でのインフルエンザのシーズンは11月末から5月という事を考えると、ちょうど寒くなる時期から湿度が上がってくる時期までがインフルエンザの活動環境、生存環境と言えます。

 

インフルエンザの生存期間はどれくらいになるのか?

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次にインフルエンザが生存できる期間をご説明します。

まずインフルエンザが生存できる=人体に感染して増殖する事と考え、人体から離れたらどれくらいの間生存している、感染できるのかをお教えしましょう。

 

まずくしゃみや咳で空気中に飛び散った場合、これは前述したように温度と湿度が関係します。

高い湿度、温度の室内であればその活動能力を失います。

 

そして唾として吐き出され、物体に付着して目に見えない状態になった場合。

この場合だと24時間~48時間の間インフルエンザウイルスは生存し、感染する力が残されています。

 

インフルエンザで飛沫感染や接触感染が恐れられるのは、この為です。

またインフルエンザウイルスが人から人へと感染するのも、ウイルスは人に感染する事で増殖し、そしてまた人を介して広まっていくからなのです。

 

この事から室外よりも、密閉された室内、それも人と接触する機会が多い方がインフルエンザには感染しやすいと言えます。

インフルエンザウイルスも一つのウイルスに感染しただけでは発症せず、ある一定の割合……いわば免疫力を超えた時に発症、重症化するのです。

しかし室内であれば空調管理はしやすいので、その室内だけであればインフルエンザウイルスの対処、生存率を下げる事は可能でしょう。

国内の気温を一律で管理は、ちょっと無理ですものね。

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インフルエンザウイルスは、対策できる

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結論を言うと、インフルエンザウイルスを死滅させる事は出来ません。

だからこそ毎年シーズンが来て、新しいワクチンが発明されているのです。

 

ですがインフルエンザウイルスは人を介して感染していくと分かっていれば、何らかの対策は可能です。

手洗いとうがい、アルコール消毒、衣服の日光消毒、室内の空調管理、予防接種……インフルエンザに対抗する為の手段は、沢山あります。

 

知っておきさえすれば、その原理を理解しておけばインフルエンザに対抗する事は出来ます。

「人から感染るから外出しない!」というのは無理な話ですが、他に出来る事は色々あります。

シーズン中だけでもこれらに気を配って、インフルエンザにかからないようにしましょう。

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One Response to “【インフルエンザウィルスの寿命】生存できる環境と生存期間について”

  1. […] 0~60%の状態で、6時間経過度のウイルスの生存率をみると3~5%ほどだったという記事をみました。ってことで、湿度があがればインフルのウイルスもいなくなっているという […]

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