【インフルエンザ中に飲んではいけない薬】熱を下げる市販薬のリスク

インフルエンザと薬

現状、インフルエンザに効く特効薬というものはありません。

インフルエンザは体が高い熱を出して、自分自身でウイルスを倒して乗り切るように出来ているからです。

ですがインフルエンザと診断された時に解熱剤を処方される事があるように、決して薬の使用が禁じられている訳ではありません。

どうしても高熱に耐えられないようであれば、病院で処方された薬を飲みましょう。

 

ただ、薬にも色々な成分があり様々な薬が存在します。

市販薬もこの一つで、病院に行かなくても購入出来るのが大きなメリットでしょう。

しかしインフルエンザでは、安易に市販薬を使用するのは危険なのです。

今回はインフルエンザの時に飲んではいけない薬をいくつかご紹介します。

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インフルエンザの時にどうして市販薬が危険なのか

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ここでインフルエンザ脳症について少し解説しておきましょう。

インフルエンザ脳症とは、インフルエンザによっておこる重症の合併症の事です。

インフルエンザの感染と共に急速に発症し、神経細胞など脳に障害もたらすだけでなく、時には全身の臓器も障害を受ける重い病気です。

適切な治療で約70%は問題なく回復しますが、死亡率も後遺症が残る確率も高い怖い病気です。

特に1歳から5歳までの子供がかかりやすいので、注意が必要になります。

 

このインフルエンザ脳症、市販の解熱剤によって重症化する事があるのです。

解熱剤は熱を下げるだけでなく、脳症の時に見られる血管炎も治りにくくなってしまい、結果、インフルエンザ脳症を引き起こしてしまう可能性があるのです。

 

当サイト関連記事はこちら

【インフルエンザ脳症の症状と後遺症】発症率から考える予防と対策

 

インフルエンザ脳症を引き起こしてしまう可能性がある、避けるべき解熱剤は

 

  • アセチルサリチル酸(アスピリン)
  • ジクロフェナクナトリウム
  • メフェナム酸

これらとなります。

しかしこれでは分かりにくいので、製品名でご説明をしましょう。

 

インフルエンザ時に飲んではいけない市販薬

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インフルエンザ時に飲んではいけない市販薬で代表する薬は、以下の通りです。

 

  • アセチルサリチル酸(アスピリン)『バファリン、アスピリン』
  • メフェナム酸         『ポンタール』
  • ジクロフェナクナトリウム   『ボルタレン』

これらの系統の薬はインフルエンザ脳症を引き起こしてしまう危険性があるので、大人、特に子供は使用を控えましょう。

 

逆に使用しても大丈夫なのは、イブプロフェン系、アセトアミノフェン系統の薬です。

イブプフェロン系の薬は

  • ナロンエース
  • イブ
  • ノーシンピュア

アセトアミノフェン系統は

  • ノーシン
  • 子供用バファリン

バファリンに関しては子供用バファリンはアセトアミノフェン系統に分類され、アスピリンが含まれていないので使用しても大丈夫です。

どうしても市販薬に頼る場合は、これらの薬と系統をしっかり確認しておきましょう。

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安易な薬の使用は避け、状況に応じた薬を使おう

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インフルエンザシーズンには熱が高いからといって、迂闊に市販薬に頼るのは考えものです。

出来ればまずは医療機関で診察、検査をして貰ってから解熱剤を処方して貰うようにしましょう。

普段の熱に効くからといって、自己判断で薬を飲まないように気を付けて下さいね。

 

またインフルエンザは熱を出して自分でウイルスを倒す事で乗り越える病気です。

解熱剤で熱を抑えてしまうと、逆にウイルスを倒しきれずにインフルエンザが長引く事になってしまいます。

高熱で辛い時には解熱剤の使用も悪手ではありませんが、出来れば下がるまで熱を耐えるように頑張ってみて下さい。

水分を十分に取る、脇や足の付け根等太い血管のある場所を冷やす、これらの行動で高熱は乗り切れない訳ではありません。

体力のある大人なら、インフルエンザ時にはまず熱を乗り越えるよう努める、どうしても我慢しきれない時は解熱剤を……で、インフルエンザを早く治せるように頑張ってみて下さいね。

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