【インフルエンザと点鼻ワクチンのフルミスト】その効果と副反応

新しいインフルエンザワクチン『フルミスト』

インフルエンザワクチンという物は毎年新しい物が作成されていますが、近年全く新しい形のワクチンが開発されました。

その名も『フルミスト』。

これは粘膜に噴射するという、痛みのない全く新しいワクチンです。

 

しかし新しいからといって何でも試して見るには、ワクチンですから怖い所もあるでしょう。

ですから今回はこの『フルミスト』について、少し知って頂きたいと思います。

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『フルミスト』とは?

フルミストとは点鼻ワクチンであり、鼻の粘膜に直接生ワクチンをスプレーする事で予防接種とする、全く痛みのない予防接種です。

一般的な予防接種では不活性ワクチンというインフルエンザの毒素を取り除いた物を注射しますが、生ワクチンというのは弱らせたウイルスを粘膜に噴射し、擬似的にインフルエンザにして体に免疫を作らせる方法です。

ここにフルミストの特徴を並べてみました。

 

【フルミスト】

対象年齢:2歳~50歳未満

持続効果:1シーズン

成分:4価(A型2株、B型2株)

摂取回数:1回(過去一度もインフルエンザワクチンを投与していない場合は2回)

 

特に注目されているのがその有効性で、今までの不活性ワクチンでは30%と言われていましたが、2~7才の小児の場合、フルミストは80~90%まで高さを保有しているそうです。

不活性ワクチンでは流行るウイルスを特定しての予防になりますが、生ワクチンではそのウイルスを直接噴射する事になり、より確実な抗体を得る事が出来るという事でしょう。

特に子供の適応力は高く、注射でないので親御さんも安心ですね。

 

さて痛みもなく、理想的に見えるフルミストですが、もちろんフルミストにも欠点がない訳ではありません。

 

フルミストのデメリット、副作用を知る

さてまずフルミストの副作用から。

まず鼻水、鼻つまりなど鼻炎の症状が40~50%にみられるようで、また10%に発熱と咽頭痛が見られました。

しかしこの副作用、一般的な予防接種と同じく2、3日で改善されるようです。

またその他には頭痛、腹痛や嘔吐の症状も見られ、通常の予防接種と一緒で特に子供の副作用が出る確率の方がやや高いようです。

 

次に大事なのが、フルミストは日本では未承認のワクチンです。

その為、万が一にも重い副作用が出ても保証対象外となります。

有効性は認められるものの、受けるかどうかは自己判断という事になります。

 

そして最後に、フルミストの有効性ですが、8~13歳までの子供なら通常の不活性ワクチンと有効性では変わらず、それ以上の年齢になると不活性ワクチンの方が有効性は高いようです。

つまりは、子供のほうが効果があるということになります。

あくまで一定年齢の子供にしか効果が期待できないと言うのも、頭を悩ませる所ですね。

 

またフルミストは喘息の症状、アレルギー、妊娠中の女性、適応年齢外の人、心臓病や糖尿病など特定の病気を持っている人は摂取を受けられません。

受ける際にはまず自分の状態を確認した上で受ける事を決めて下さい。

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フルミストはどこで受けられるのか?

現状、フルミストは各地の病院にて予約制を取って予防接種を行っています。

受けたい場合は病院のHPで確認、もしくは問い合わせみて下さい。

 

その際の値段は、5,000円~10,000円の間となっています。

 

メリット、デメリットをよく考えて

インフルエンザの新しいワクチン、フルミスト。

その効果の高さ、また痛みのない摂取方法として注目を浴びていますが、やはりメリットに対してデメリットがない訳ではありません。

不活性ワクチン、そして生ワクチン、それぞれに特徴がありどちらが絶対にオススメではありませんが、受ける年齢や現在の状況、例えば子供であれば今の体力、幼稚園でインフルエンザを貰いやすいか…こういった事を考えてから予防接種を決めましょう。

 

あくまで効果だけを考えるなら

大人は不活性ワクチン

7歳までであれば生ワクチン等、使い分けて予防接種しましょう。

効果期間を考えるなら、受験シーズンの方は長期効果のある生ワクチン…といった具合に双方の効果、メリットデメリットから判断する事をお勧めします。

良く知って、正しく利用する。

予防接種が選べる時代になってきたからこそ、正しい知識を取り入れましょう。

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