【ピロリ菌の除菌と副作用】治療の費用は保険適用と適用外のどっち?

ピロリ菌の治療はどうすればいいの?

病院での検査や健康診断、検査キットによって「陽性」、つまりピロリ菌に感染しているとわかった場合にどうすればいいのでしょうか。

 

ピロリ菌検査が陽性の場合、治療として行われるのが「除菌」です。

除菌で治療は「3剤併用療法」というものを行います。

この方法では、2種類の抗生物質と1種類の胃酸を抑える薬の計3種を1日2回、1週間服用します。

そして4週間以上後に、検査法の中で最も感度が高いとされる「呼気検査」によってピロリ菌外から完全に消滅したかを判断します。

 

通常は1回の治療で除菌完了となりますが、除菌が失敗した場合には薬の種類を変えて再び同様の治療が行われます。

除菌失敗の理由としては、その抗生物質に耐性を持つピロリ菌がいたことや下痢や腹痛などの副作用のために薬を服用することができなかったことなどが挙げられます。

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ピロリ菌の除菌に保険は適用できる?できない?

 

これまで、ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの「重症」の病気の場合しか健康保険が適用できず、それ以外では自己負担額10割でなければ治療を受けることができませんでした。

しかし2013年から「慢性胃炎」という比較的軽症の場合でも健康保険が効くようになり、保険の適用範囲は格段に広がりました。

 

保険を適用するためには、医師による「慢性胃炎」などの診断を受けた後、内視鏡や他の検査法によりピロリ菌感染の有無を診断します。

そして「ピロリ菌が原因の病気である」と確認された場合のみ「健康保険」が適用され、自己負担額3割で除菌、つまり治療を行うことができます。

裏を返せば、胃の中にピロリ菌がいたとしても「慢性胃炎」や「胃潰瘍」などと診断されない場合、健康保険は適用できないことになります。

 

また2回目の除菌治療、つまり2次除菌に失敗し3次除菌を行う場合、保険は適用できず自己負担額10割で治療を行うことになります。

さらに、薬剤アレルギーのため保険診療で認可されている薬が使用できない人も保険適用外となり、治療は完全自己負担となります。

 

ピロリ菌除菌の費用は?

 

ピロリ菌の除菌にかかる費用は病院やピロリ菌存在判定の検査法、使用する薬により異なります。

そのため除菌治療にかかる正確な費用を知りたい場合、診療を受ける病院に問い合わせるとよいでしょう。

ちなみに病院によっては、HP上で除菌費用を知ることができることもあります。

 

除菌にかかる費用の目安として

  • 保険が適用できる場合ピロリ菌の存在を調べる内視鏡検査で5,000円から10,000円
  • 診査・検査・薬代も含めて1度目の除菌は6,500円

ほど必要です。

一方全額自己負担で除菌を行う場合、

  • 血液抗体検査ではピロリ菌の検査に約5,000円
  • 除菌に約15,000円
  • 薬代に約6,000円

が必要になります。

 

さらに、除菌後の呼気検査費用も必要で、

約10,000円がかかります。

 

1次除菌が失敗した場合には2次除菌の費用がかかりますが、金額は1次除菌の場合とあまり変わらず、1次除菌と2次除菌にかかる費用を合わせると12,000円くらいです。

1次除菌と2次除菌では使用する薬の値段が変わるため、処方される薬剤によっては1次よりも2次のほうが安かったり高かったりします。

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ピロリ菌除菌の副作用にはどんなものがあるの?

 

ピロリ菌除菌の副作用は主に3つあります。

  • ひとつ目は、軟便や下痢
  • ふたつ目は、味覚障害
  • そしてみっつ、目は肝臓の機能を表す数値が変動することです。

 

基本的には自己判断で薬の服用を中止すべきではありません。

しかし薬を服用するにつれ症状が重くなった場合、下痢などに血が混じる場合など異常が見られた際には速やかに医師に報告する必要があります。

 

また、除菌治療後に胃酸の分泌が増えることにより胸焼けが起こる可能性があります。

この場合、乳酸菌の1種ガセリ菌の「LG21 株」の入ったヨーグルトを食べると症状が抑えられる効果があると期待されています。

また、LG21を検査前から摂取することで除菌の成功率が上がるとも言われています。

 

ピロリ菌除菌に対する知識をしっかりと持ち、保険適用も合わせて賢く治療していくことがおすすめです。

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