【ピロリ菌のペットからの感染】犬や猫とのNG行為と検査や除菌

人では飲料水や人と人との経口感染によってピロリ菌がうつります。

では、これらに細心の注意を払えばピロリ菌感染のリスクはゼロになるのでしょうか。

 

勿論、そんなに簡単ではありません。

日常生活で盲点となるのは、ペットに由来するピロリ菌の感染です。

では、どのような行動によってピロリ菌がペットからうつるのでしょうか。

また、大切なペットをピロリ菌から守るためにはどのようなことに気を付けていればよいのでしょうか。

 

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ペットからピロリ菌はうつるの?

ところで、「ゴキブリはピロリ菌もち」なんて話を聞いたことはありませんか。

ゴキブリやハエなどはピロリ菌と関係があると言われ、こちらは研究としても発表されています。

部屋がちょっと汚いかも・・・なんて人は早めに掃除をした方が良いかもしれません。

 

話がそれましたが、こちらが虫ではなくペットの場合はどうなのでしょうか。

最近はエキゾチック・ペットといって珍しい種類の爬虫類や哺乳類を勝っている人もいますが、ペットの代表格と言えば犬と猫ですよね。

現在までに、犬も猫もどちらも人と同属のヘリコバクター属の細菌数種類に感染することが知られています。

さらに、人よりも犬や猫の方が感染率は高く、これらの感染するヘリコバクター属は人畜共通感染症であるとされています。

 

人ほど問題にならない理由は、犬や猫では人ほど明らかな「悪さ」がわかっておらず、重い症状が出ることが少ないからです。

今のところ、猫の慢性的な嘔吐ではピロリ菌が原因となる可能性が指摘されています。

ピロリ菌の感染経路ははっきりしていませんが、経口感染という説が有力です。

つまり、ペットからピロリ菌をもらわないためにはペットと食べ物を介して密に接しなければおおむね大丈夫と言えるでしょう。

 

具体的には、犬や猫などのペットにキスをする、口移しで食べ物を与えるといった行為は控えるべきです。

また、犬や猫に舐められた手を洗うことなく物を直接手でつかんで食べる、といった行動も避けた方が無難でしょう。

ピロリ菌の人から人への感染を防ぐためにはキス、コップの回し飲みなどを避けることが有効と言われていますから、ペットともこれに似たやり取りをしなければピロリ菌感染のリスクが上がることはないと言えます。

 

対策として、

  • ペット用の器やお皿は人のものときっちり分ける
  • 餌を口移しで与えない、なめられた手はきちんと洗う
  • ペットにキスをしない

というあたりが妥当でしょう。

ペットがかわいくってかわいくってしかたがない!といった人にはいささか不満でしょうが、健康にはかえられません。

 

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人と違う?ペットのピロリ菌事情あれこれ

さて、人では細菌ピロリ菌の保険適用範囲が拡大し、条件を満たせば自己負担額3割で除菌治療を行えるようになりました。

では犬や猫などのペットの場合、治療はどうするとよいのでしょうか。

 

今のところ、犬や猫のヘリコバクター属の細菌に対する治療法はあまり発達していません。

その理由は、犬や猫はヘリコバクター属細菌に感染しても症状が人間ほど重篤にならないからです。

中でも、感染している犬は猫よりもなお症状が軽いか、ほぼないのがふつうであるようです。

 

一方、猫は慢性的な嘔吐の原因としてピロリ菌が取り上げられます。

ヒトの場合、ピロリ菌の有無を調べるには内視鏡を使う、使わない方法のどちらもありますが、猫の場合は内視鏡によってのみヘリコバクター属細菌がいるかどうかを判断します。

検査が陽性だった場合、人と同じく除菌治療をはじめることになります。

 

「猫」かわいがりは禁物?ペットとヘリコバクター属細菌

ちなみに、ピロリ菌と同じヘリコバクター属に含まれる最近は数種類います。

犬や猫に多くみられるヘリコバクター・ハイルマニィはピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)より大型の細菌で、近年人からペットへの感染が多く報告されています。

ペットが可愛いのは百も承知ですが、「猫」可愛がりを避けてほどほどの距離を保つのがよさそうです。

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