【健康診断と高血圧予防法】すぐにできる一時的に血圧を下げる方法

生活習慣病の一つとされる「高血圧」は健康診断でも気になる病気です。

 

高血圧の原因として塩分過多などがよく取り上げられますが、血圧が上がる原因についてよく知ることは大切です。

また血圧は神経系とも深いつながりがあり過度なストレスも血圧を変化させてしまいます。

原因が分かると対策の打ち様が出てきます。

 

健康診断のその時に血圧を下げる方法もあわせて分かりやすく紹介していきます。

 

【血圧を下げる方法はある】

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出典:izumino.or.jp

健康診断で「高血圧」と診断されないように測定時に血圧を下げる方法はないのか?

そんな疑問を持っている方もいますよね。

 

普段から高血圧なのであればしっかりとした診断をしてもらって、治療を開始するのが最善です。

これは紛れも無い事実です。

 

ですが、普段は正常値なのに何故か病院での測定時だけ血圧が上がってしまう人もいます。

 

そんな人に勧めたいのが「筋弛緩法(きんしかんほう)」です。

 

この訓練については次項で詳しく触れるとして、まずは血圧の変化の原因について知っておきたいことがあります。

 

その原因はストレス(緊張)による交感神経の働きにあります。

 

ここではかいつまんだ説明に留めますが、血圧は神経系つまり交感神経と副交感神経によって変動します。

リラックスした(ストレスのかからない)状態では副交感神経が有意になり、入眠や排泄などに関わりが大きく、緊張(ストレスがかかった)状態では攻撃性や活動に関する働きが強くなります。

血圧の変動もやはりリラックスした状態では落ち着いていて、興奮した状態では上がってしまいます。

 

このことから測定時に緊張や不安を取り除いて、できるだけリラックスした状態を作ることができれば血圧を下げることができる。ということが見えてきます。

 

病院では普段より血圧が高くなってしまうという方は病院という独特の空間と疾患の不安感によりストレスがかかり血圧が高くなってしまっている場合もあります。

 

【筋弛緩法で血圧を下げる】

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では前項で名前だけを紹介した「筋弛緩法」と言う血圧を下げる効果が期待できる方法について説明します。

 

この「筋弛緩法」は心理学の分野などでよく使われる方法で広義には「自律訓練法」と呼ばれ、この呼び方であれば耳にしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。

 

自立訓練の自立とは自律神経を指していて、つまりは副交感神経と交感神経のことです。

これらは無意識下で働くもので本来ならば意識して操作をすることはできません。

 

しかし、訓練をすることである程度の操作が可能となりリラックス効果や自然治癒力を高める効果が得られるようになります。

 

これらの効果は世界的にも認められており、大統領の演説やスポーツ界のトッププロ達もトレーニングの一環として取り入れていると言われているものなのです。

 

それでは具体的な方法を解説していきます。

 

「筋弛緩法」とは筋肉の緊張(力が無意識に入ってしまっている)状態を弛緩(ほぐす)することで、興奮の交感神経有意の状態をリラックスの副交感神経有意の状態に変えていく為の訓練となります。

 

筋弛緩法の順序

出典:vho-net.org

  1. 椅子に座り(仰向けに寝転がる)楽な姿勢を取ります。
  1. 心臓から遠い部分の筋肉から順に10秒間力を込め(緊張)脱力(弛緩)を行っていきます。
  1. 足、ふくらはぎ、ふともも、手指、腕、二の腕、下腹部、上腹部、胸、首、顔面筋肉の順にを行っていきます。この時に脱力が足りない部分があればその部分をもう一度行い、身体全体の筋肉に力が入っていないことが意識できる様にします。
  1. 自分の身体をイメージして心臓から血液が左半身から右半身へそして脳へと流れ、また心臓に戻って循環していくイメージを思い浮かべます。
  1. 足先、指先に血が巡り温かさを感じ、頭から熱が抜けていったのを感じながらゆっくりと鼻で息を吸い、ゆっくりと口から吐きます。
  1. この状態を5から10分ほど持続させます。

 

「筋弛緩法」は訓練ですのでぶっつけで出来る様なものではありませんが、普段から意識してこの方法を取り入れていると、リラックスをする時にルーティンとしても緊張を和らげる効果が期待されます。

 

血圧測定の場合には病室に入る10分前ほどから筋弛緩法を行い、血圧測定時にも同じように筋弛緩法を試みると血圧の低下が期待されます。

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【普段から気をつけたい血圧の変化】

血圧の変動の仕組みと、それらを応用した「筋弛緩法」を知ることで健康診断などの測定時に普段よりも血圧が上昇してしまわないよう対策ができるようになりました。

 

しかし、やはり血圧は日々、一刻一刻と変動しているものですから安定しているに越したことはありません。

また、理由が明確な緊張状態や急な温度変化であれ、急激な血圧の変動は命を脅かすこともあります。

 

そこで最後に日常生活から血圧が上がらないようにできる工夫を紹介します。

 

大切なのはやはり生活習慣ですので、

  • 肥満や偏食(塩分過多)
  • 運動不足
  • ストレスを無くしていく、減らしてくこと

これらのことが大切になってきます。

 

肥満に関しては最近メタボリックシンドロームという言葉が広まり、これまで以上に気に掛けるようになっていると思います。

適正な体重(正確にはBMIを重視する方が無理なダイエットにならずに済みますが)でいることで身体の負担を軽くしましょう。

 

偏食では近年は食の欧米化が進み、塩分や脂質、糖質が過剰に摂取されやすくなっています。

どれも適切な量を摂取するのは健康にとても良いのですが、過剰な摂取をすると健康に害をなします。

 

近年の調査では一般の大人の1日での塩分の目安は6グラムとされる中、

日本人の平均は2倍とまではいかなくても過度のオーバーである11,2グラムとなっています。

 

適度な運動は肥満の防止にもなりますし、ストレスの発散にもつながります。

 

ストレスが血圧に影響することは前項で触れていますから、

  • ストレスをためない生活
  • ストレスに強くなるトレーニングをすること

この2つは血圧を安定させるために重要なのはお分かりいただけるでしょう。

 

今の生活習慣を見直して、安定した血圧の健康な毎日を獲得していきましょう。

 

【まとめ】

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健康診断で血圧測定時に血圧を下げる方法は存在します。

 

しかし、血圧異常のある方であれば検査結果の判定などにこだわらずに早期治療・対策を講じたほうが良いことに疑いの余地はありません。

 

緊張や不安で一時的に血圧の上昇が見られる場合には副交感神経を有意にしてリラックスができる「筋弛緩法」を試してみましょう。

リラックスにより血圧の低下が期待されます。

 

普段から血圧が上がらないようにするには、やはりせいかつ習慣の見直し・改善が求められます。

中でも塩分は過剰摂取気味なので食生活の見直しは大切になります。

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