【胃カメラと検査内容】リスクや検査時間や結果までの日数のまとめ

胃カメラは、早期胃がんを発見することのできる、とても優れた検査です。

でも、口からカメラを入れるのって辛いんでしょ・・・?というあなた。

今回は胃カメラの流れについて、お伝えすることにしましょう。

スポンサーリンク


胃カメラには、どんな準備が必要?

胃カメラを行うには、胃の中を空っぽにしなければできません。

胃カメラの準備といえば、おおまかにはこれだけ。

では、もし食べ物を食べてしまったら、どうして検査ができないのでしょうか?

<だから胃カメラは、絶食です>

 

  1. カメラを入れる時に、吐いてしまい検査ができない
  2. 吐いたときに誤嚥すると危険
  3. カメラが入っても、食べ物で胃が観られない

ちなみに、食事は抜いても薬は飲んでいいのでしょうか?という質問を受けることがよくあります。

答えは、ダメです。

錠剤が少しなら、①や➁の心配はあまりありません。

しかし、③の理由から、モノが胃に入っている限り、検査をする意味がないのです。

 

よく胃痛を訴えて、市販の胃薬を飲んでから受診される方がいますが、いくら食事を抜いて来ていても、カメラが写して出してくれるのは胃薬。

もしその場所に潰瘍や出血を起こしていても、胃薬の影になってしまい、見ることはできません。

 

一番見つけたい、“できもの”があっても、これまた胃薬が邪魔して、組織の一部を採取することができません。

厳密には内視鏡には吸引機がついているので、極少量なら吸引しながら検査をすることも可能ですが、基本的には絶食。

せっかく検査を受けるなら、しっかり見てもらいたですよね。

絶食指示は、確実に守りましょう。

 

検査にかかる時間は、どれくらい?

胃カメラには、

  • 経鼻
  • 経口

2つの方法があります。

どちらにもメリット・デメリットがあるので、どちらがいいというものではありません。

 

経鼻なら痛みと嘔吐反射が少なく済みます。

その代り、経鼻カメラは細いので、何か“できもの”があった際に、それをつまんでくる鉗子(かんし:はさみのようなもの)がついていませんから、口から入れ直すことになってしまいます。

 

経口の場合、嘔吐反射は辛いのですが、一度入ってしまえば鉗子も吸引機もありますから、処置と検査を同時に行うことが可能なのです。

嘔吐に対しては、のどの局所麻酔に加えて、ボーっとする薬を使用する医療機関もあります。

薬でボーっとしてしまうと、物を飲み込む嚥下機能を一時的に低下させるので、スーッとカメラが通っていくのです。

経鼻も経口も、カメラの挿入時間は5~10分程度。

 

しかし、組織を採取したり、そこから出血が起こった場合には状況に応じて時間は延びていきます。

また、薬を注射すると個人差はあるものの、ふらついて歩くこともできなくなることがあります。

完全にイビキをかいて眠りこけてしまう人もいらっしゃいます。

 

ですから、足取りがしっかりするまでは休んでいく必要があります。

その時間も考慮すると、胃カメラは最長で3時間くらい必要になることもあります。

鼻から入れてただ観察してくるだけなら、最短5分で済みます。

 

やってみなくてはわからないこともありますが、検査方法をどうするかで、必要な時間も違うということですね。

 

そして、肝心の結果はいつわかるのでしょうか?

観た内容については、即日にその場で結果説明をしてくれることが多いですね。

医療機関によっては、結果は全て後日というところもありますが。

また、組織を採取した場合には、1週間から2週間後に説明となることが多いです。

採取した組織を加工して、病理医が顕微鏡で診断する時間が必要だから。

結果にかかる時間も、やってみなくてはわからない、ということになりますね。

スポンサーリンク


胃カメラ時に注意しておきたいコト

胃カメラを行うには、ノーリスクとはいきません。

局所麻酔やボーっとする薬(麻酔薬とは別物です)を使用すれば、アレルギーを起こす可能性はゼロではありません。

 

また、器具を挿入するという行為自体が出血を伴いますし、もし挿れすぎた場合には胃の壁に穴を開けてしまう“穿孔”を起こす可能性もあります。

組織を採取した場合に出血がひどいと、そのまま緊急処置を行って止血を確認できるまで絶飲食で入院、ということもあります。

ほんの数パーセントのことではあっても、これらの可能性が存在することを覚えておきましょう。

 

ここで大切なことは、メリットがあるから行うということ。

むやみやたらに、副反応やリスクにビクビクする必要はありません。

 

ただ、注意しなくてはいけない人はいます。

それは、抗凝固薬の内服をしている人

具体的に言うと、脳梗塞や心筋梗塞といった、どこかの血管が詰まって流れが悪くなる疾患に罹ったことのある人、です。

このような方達は、再発防止のために血液をわざとサラサラにする薬を飲んでいることがあります。

もしこのような薬を飲んでいるのを知らずに組織の採取をすると・・・出血が止まりにくくなります。

 

ですから、胃カメラを行う時には、事前に所定日数を内服中止にする場合があります。

場合によっては、抗凝固薬を飲んだままにする代わりに、今回は「観て来るだけね」ということも。

もしそれで何かしらの“できもの”があった場合には、薬を止めて点滴に置き換え、入院で行うこともあります。

もしあなたが該当する場合は、リスクが一般患者よりも高いことを理解した上で、検査に望みましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

最後に少しリスクのお話もしたので、少し怖くなってしまった・・・という方もいらっしゃるでしょうか。

しかし、胃カメラは直接胃を内側から観ることのできる、優れた検査です。

リスクもしっかり理解した上で、毎年受けられることをオススメしますよ。

スポンサーリンク

 

当サイトでよく読まれている検診と人間ドックの記事です 

 

【ピロリ菌に効く】ブロッコリーともやしとバナナの成分とその効果

【ピロリ菌の除菌と副作用】治療の費用は保険適用と適用外のどっち?

【ピロリ菌と再感染】再感染率が高まるやってしまいがちなNG行為

【乳がんと胸のへこみ】乳がんかどうかがわかるその症状や特徴

【インフルエンザの誤診】病院も風邪と間違える、その原因と対策

【インフルエンザと消毒液】効果のある消毒液の簡単な作り方と注意点

【インフルエンザと市販の風邪薬】ルルは処方薬との飲み合わせも安心

【インフルエンザは何科で受診できる?】症状別の受診すべき科

【インフルエンザと似た症状の病気】症状別インフルとの見分け方

【インフルエンザ中に耳が痛い】違和感は中耳炎と難聴の可能性アリ

【インフルエンザを放置するとどうなる】大人と子供の自然治癒の違い

【インフルエンザの除菌】ファブリーズとクレベリンは効果無し?

【インフルエンザ中のお風呂とシャワー】子供と大人の違いにも注意

【インフルエンザとタミフルの飲み方】その効果と嘔吐した時の注意点

【インフルエンザの兆候】インフルエンザの前兆と風邪との見分け方

乳がんの遺伝子検査とは?がん家系について知っておきたいこと

異常あり?異常なし?グレーゾーンも多い乳腺嚢胞(のうほう)とは?

「乳腺の石灰化」とは?マンモグラフィーの検査結果を分かり易く解説

 

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このページの先頭へ