子宮頸がんワクチンの接種は不妊症になるという噂の検証と注意点

2013年4月から、予防接種としての定期接種化が始まった子宮頸がんワクチン。

まだ、定期接種化および、ワクチンとして世に出回り始めたばかりのため、確かな情報が少なく、情報が錯綜している部分が多くあります。

ネット上で話題となっているのが、子宮頸がんワクチンを打つと不妊になるということ。

これは果たして本当なのでしょうか。

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子宮頸がんワクチンとは?

Cervical cancer vaccine

そもそも子宮頸がんワクチンとは、子宮頸がんを予防するために作られたワクチンで、子宮頸がんの原因となっているヒトパピローマウィルスの16型、18型を主に予防できるようにそれぞれ作られています。

 

子宮頸がんワクチンには「サーバリックス」「ガーダシル」という2種類があります。

サーバリックスは子宮頸がんの原因とされているウィルス2つの型に効果があり、

ガータジルは上記と合わせて尖圭コンジローマの原因ウィルス2種類にも効果があるとされています。

 

接種の推奨年齢は小学校6年生〜高校1年生相当の女性とされており、サーバリックスは中学1年生で1回、1ヶ月の間隔を空けて2回目、初回接種の6ヶ月後に3回目の接種となります。

ガータジルは中学1年生で1回、2ヶ月の間隔を空けて2回目、初回接種の6ヶ月後に3回目の接種となります。

 

効果は20年は続くとされていますが、日本で接種が推奨されたのが7〜8年前であるため、本当に20年も持つのかは今後の研究で明らかになってくることでしょう。

子宮頸がんの副作用は重篤化するケースが増えており、サーバリックス、ガータジル共に、

  • 湿疹
  • 手足
  • 関節の痛み
  • 頭痛
  • 発熱
  • 筋痛
  • 視力障害
  • 運動障害

が近年問題視されています。

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子宮頸がんワクチンを打つことで不妊になるのか

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上記のような様々な副作用が報告されていますが、実際、ネット上で噂になっているように、子宮頸がんワクチンを接種することで不妊となるのでしょうか。

前述したように、子宮頸がんワクチンの接種が推奨され始めたのが2013年であり、日本で打たれ始めたのが7〜8年前であることから、子宮頸がんワクチンを接種してきた方がまだ出産の年齢に達していないため、不妊となる事実が明らかになっていないのが現状のようです。

ネット上では、この子宮頸がんワクチンに含まれるスクワレンという物質が体内に入ることで抗体を形成、その抗体を形成することが原因、誘因となって不妊症となる可能性が極めて高くなると述べています。

 

また、家畜用の不妊薬であるアジュバンドもワクチンに含まれているため、アジュバンド=不妊という観点から、子宮頸がんワクチン=不妊という噂が広まったようです。

 

しかし、今のところ、サーバリックスを発明した会社側は動物実験上、マウスは妊娠、出産をしたという事実があると述べています。

 

ですが、これだけ見ると、「動物と人は違う」というお答えが返ってきても然りだと思います。

ワクチンは世に出回る前に臨床実験といって、人間に実際に接種をして安全性を調べます。

この臨床検査は18歳〜25歳程度の女性が対象となりましたが、途中で妊娠したため、ワクチン接種を中断するなどの結果も報告もされているため、完全に不妊となるということは否定的です。

しかしその一方で、16歳の少女が、子宮頸がんワクチンを接種したことによって、卵巣の機能が停止してしまったという報告も何件かされています。

 

つまり、上記をまとめると、18歳頃から打ち始めた人、もしくは打ってすぐの性交渉はワクチンがまだ、抗体を作っていない段階のため妊娠する可能性はあるが、中学、高校生という若い年代から接種を開始すると不妊となる可能性は十分にあるということになりそうです。

 

まだまだ謎が多い子宮頸がんワクチン

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日本での接種が始まったばかりで、前例というものがなく、まだまだ謎なことが多い子宮頸がんワクチン。

今後、今まで接種をしてきた世代から様々は副作用の報告が挙がることと思います。

そのため、不妊の事実についても今後さらなる報告が挙がってくることと思いますので、この世代のお子様をお持ちの保護者の方は特にしっかりとした情報収集をして欲しいと思います。

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