【子宮頸がんの進行】一目でわかるクラス別の症状や生存率(完治率)

がんには、腫瘍の大きさ、浸潤具合によってそれぞれクラスに分類され、そのクラスによって治療方法、生存率が異なってきます。

これは子宮頸がんに関しても同じこと。

多くのお医者さんはクラスの説明はせず、クラス、治療方法や今後について説明しますが、専門的な知識がないとなかなか理解し難いもの。

クラス、治療方法についてまとめたので参考にしてみて頂ければと思います。

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子宮頸がんにおけるクラスって?

健診などで子宮頸部の細胞をとって検査をすると思いますが、その結果を細かく分類したものがクラスとなります。

 

クラスについては下記の通りに分類されます。

  • クラスI:陰性

 

  • クラスIIa:陰性   炎症や萎縮性膣炎、ウィルス感染、化生などの疑いはあるが良性であるため、がんの心配はなし。

 

  • クラスIIb:陰性  炎症などによって、細胞に核種大などの変化は見られます。経過観察を要し、炎症などの治療をしてから再検査が必要となります。

 

  • クラスIIIa:疑陽性 軽度〜中度の異形成細胞が見られる。3ヶ月ごとに経過観察が必要となります。

 

  • クラスIIIb:疑陽性  高度異形成があるため、組織診が必要となります。

 

  • クラスIV:陽性  上皮肉がん(子宮頸がん0期)を疑います。組織診を行い、総合的に判断をします。

 

  • クラスVa:陽性 微小浸潤がん(子宮頸がんIa期) を疑います。組織診を行い、総合的に判断をします。

 

  • クラスVb:陽性 浸潤がん(子宮頸がんIb期以上)を疑います。組織診を行い、総合的に判断をします。

 

上記の結果で、偽陽性または陽性となった場合に次はステージの分類を行って、治療方法の検討をします。

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治療方法、生存率は?

クラスごとの生存率、治療方法について下記にまとめました。

クラスI、IIa

両者共に現段階では、がんの心配はないため、特に治療を受ける必要はありません。

 

クラスIIb、IIIa

両者共に経過観察および、3ヶ月ごとの再検査が必要となります。

(医療機関によっては1年ごとに再検査となるところもあります)

 

特にIIIaではすでに異形成が認められているため、再検査を要します。

検査内容は、細胞診および、ヒトパピローマウィルスの検査を行います。

 

クラスIIIb

診断後すぐに組織診を行い、確定診断をつけていきます。

高度異形成であった場合は手術適応となるため、手術が勧められます。

この段階ではまだまだ、生存率に絡むほど、命の危険はないといえます。

 

クラスIV

上皮肉がんとされますが、ほとんどのデータで、このクラスの方は子宮頸がん患者にカウントはされません。

組織診および、コルポ(コルポスコープともいい、内視鏡を挿入して、肉眼的に組織の炎症度を確かめる検査)を行います。

手術適応となりますが、高度異形成時と同じく、温存治療が行え、5年生存率も100%となっています。

 

クラスVa

子宮温存治療が適応される最終段階とされています。

検査方法は上記と同じになります。

この時期までが術後妊娠が可能とされます。

また、手術を行わない場合でも放射線単独の治療が行えます。

 

クラスVb

こちらも検査はクラスIVと同じ方法で検査を行います。

この時期にはもう5mm以上にがんが広がってきており、検査によって治療を決めますが、子宮を温存しての治療はほぼ不可能となります。

手術ができるのはIIIa、b期までとなり、IVa、b期では化学療法や放射線療法を症状緩和の目的で行うこととなります。

 

また、手術をしても、IIa、b期以降では化学療法の併用も検討しなければならない段階となってきます。

クラスVbは子宮頸がん病期の分類のIb以上と範囲が広くなるため、生存率にも差が出てきます。

 

Ib期であれば5年生存率は85%となりますが

IIa、b期で65%

IIIa、b期で40%

IVa、b期で15%

と、病期が悪ければ悪いほど、5年生存率は低下していきます。

まとめ

子宮頸がんは発見が早ければ早いほど治療も簡単に行え、生存率も格段にあがります。

症状が出てくるのはクラスV期あたりからとなるため、早い段階で発見するためにはやはり、定期的に検診をすることが必要となってくるかと思います。

定期検診をしっかりと受けて異常の早期発見に繋げて欲しいと思います。

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