【子宮頸がんの原因と症状】早期発見と早期治療で妊娠にも影響なし

1990年代以降、20〜30歳代の発症が急速に増えている子宮頸がん。

今では乳がんに続いて第2位の女性がかかるガンとされています。

毎年1年間に約10000〜15000人の女性が発症し、年間約3500人が亡くなっています。

一般的に進行が遅いガンとされており、早期発見にて治癒の可能性も非常に高いです。

子宮頸がんの症状、原因などお伝えしていきます。

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子宮頸がんって??

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出典:yanomc.com

子宮頸膣部という子宮の入り口の筒状の部分に発生する腫瘍のことで、子宮ガンの約60%を占めています。

残りの40%は子宮体癌といい、子宮そのものにできるがんです。

 

発症率は20歳代後半から40歳代前後まで増加した後に横ばいとなり、70歳代で再び上昇します。

近年では20歳代〜30歳代での罹患率、死亡率ともに上昇しています。

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出典:iwate-np.co.jp/

子宮頸がんは他のがんのように初めから初期症状が出現するわけではなく、異形成といい、がんの前駆状態を経てからがん細胞へと移行します。

そのため、前駆状態の時〜初期にかけては通常全くもって症状が出現しません。

 

しかし、異形成が長期間経過するとがん化し、不正出血といい、以下のような症状が出現します。

  • 生理でもない時の出血
  • 性交渉時の出血
  • 普段と違うおりものが増える
  • 月経血が増えたり
  • 月経期間が長引く

 

また、悪化すると腰痛、座骨神経痛、下肢痛や尿路閉塞による排尿困難などの症状も出現します。

つまり、体に症状が出た時点ですでにガンは進行していると思っていた方がいいかもしれません。

治療は通常手術を第一選択とし、化学療法(抗がん剤)、放射線療法なっていきます。

 

初期のガンであれば、手術も30分ほどで済み、子宮も残しておくことが可能であるため妊娠出産にほとんど影響はないとされていますが、進行してしまった場合は、子宮ごと全摘出をしなければなりません。

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子宮頸がんの原因って?

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出典:livescience.com

子宮頸がんの、原因はヒトパピローマウイルス(略してHPV)によるものとされています。

ヒトパピローマウィルスは300以上の種類があるとされており、皮膚や、粘膜に感染するウィルスとされています。

その中の約30種類ほどが子宮頸がんとして発症します。

特にHPV16型と、HPV18型の2種類がは、子宮頸がんを発症した女性の7〜8割から見つかっており関連があるのではと現在も調査が進められています。

 

もともと我々人間は常在細菌といい、指口など部位によってそれぞれ種類のことなるウィルスを保持しています。

このヒトパピローマウィルスは男性、女性の外性器、肛門周囲に存在する常在細菌です。

 

女性の膣はウィルス等なにも存在しない清潔な状態とされていますが、性交渉、膣への接触、粘膜同士が触れ合うことによりこのヒトパピローマウィルスが、膣内に侵入し、膣の粘膜へくっついてしまうことで感染します。

そのため、コンドームの着用による予防効果はさほどないとされています。

 

性交渉経験が全くない人は感染リスクが0に等しいですが、1度でも性交渉の経験があると、人数は関係なく、感染リスクの割合は同等です。

ちなみに、ヒトパピローマウィルスは通常、感染しても人間の免疫機能により自然に消失し、ヒトパピローマウィルスがくっついた細胞はまた正常な細胞へ戻ります。

しかし、10%以下の割合でヒトパピローマウィルスが排除されず、感染が長期間持続することでがんの前駆状態である異形成となり、長い時を経てがん化することとなります。

最近では性交経験の低年齢化が進んでいることにより、若い世代が子宮頸がんを発症するという事例が非常に増えてきています。

 

日本では性教育がなかなか進んでいないこともあり、

低年齢で無知識のままの性交渉、性に対して恥ずかしいと否定的な考えを持っている方が多いため、婦人科のかかりつけ等がなく、検診などの受診に踏み切れず、発見が遅くなるというケースが非常に多いです。

子宮頸がんは早期発見により、治癒が可能な疾患とされているため、恥ずかしがらずに定期検診等行い、早期発見できればと思います。

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