【子宮頸がんと不正出血】がんの進行度がすぐわかるその特徴と症状

女性器系の疾患において、異常所見となる代表的な症状の不正出血。

子宮頸がんでは、この不正出血が大事な所見となり、その後の生存率までもを左右することとなります。

子宮頸がんは症状が出現した時点で、がんがかなり進行していると定義づけられている疾患です。

では、子宮頸がんの不正出血にはどのような特徴があり、不正出血が見られた段階で、がんはどのくらい進んでしまっているのでしょうか。

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そもそも不正出血とは?

不正出血とは「月経時以外の性器からの出血」と定義づけられています。

不正出血の程度は様々で、おりものに血が混じる程度からナプキンでも対処しきれないくらい大量に出血があるものもあります。

 

不正出血は

  • 器質性出血
  • 機能性出血

とに分けられます。

機能性出血とは卵巣の機能やホルモンのバランスに主に関係あり、更年期や、排卵時の出血などがこれにあたります。

 

一方、器質性出血は子宮異常によるもので、子宮頸がんはこれにあたります。

よく間違える人が多い出血として不正出血と排卵期に起こる出血がありますが、これは似ているようでかなり違います。

 

排卵期の出血

個人差があるものの鮮血に近い血液もしくは薄めの血液であることが多いようです。

期間も1日〜3日程度と短く、出血量も少量。

個人差もありますが、下腹部が痛む場合もあります。

 

子宮頸がんの不正出血

色は個人差もありますがおりものに血が混じる程度もしくは茶褐色、黒っぽい色をしています。

臭いも普通の血液臭というよりも少し臭さのある悪臭がします。

期間は1日から長期間にわたることが多く、子宮頸がんによる不正出血を経験した人のお話を平均してみると、約3〜4日程出血していたという方が多かったです。

 

出血量も個人差がありますが、排卵期の出血と比べると明らかに出血量が多く、ナプキンでは間に合わないほどの出血をされる方もいます。

痛みもある場合とない場合があります。

特に、子宮頸がんによる出血であった場合、性交渉時や、婦人科による内診の後など普段では出血しないようなことでも出血をするようになります。

 

また、他にも不正出血をする疾患として、子宮頸部びらん、ポリープ、子宮体がん、クラミジア頸管炎といったものがあります。

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子宮頸がんはどのタイミングで不正出血が現れるのか?

子宮頸がんは冒頭でもお話ししたように、がんのステージが進行しないと症状が出現しない疾患となっているため、不正出血が出現した=がんはかなり進行していると考えていただいてもいいかと思います。

不正出血が出現するのは、子宮頸がんの進行期分類のIIa期にあたり、この頃にはがんは子宮頸部を超えて浸潤していますが、膣壁の下3分の1は超えていないとされています。

 

つまり、子宮頸部以外の場所にもがんが広がっている可能性が高くなる時期ということになります。

この頃になると、子宮を温存した治療はかなり難しくなり、手術は全摘出手術を余儀なくされ、放射線療法と化学療法の併用が必要となってきます。

5年生存率もこの頃からぐっと下がり、65%とされています。

 

不正出血は前述したようにかなり個人差がありますが、おりものに血が混じる程度だったり、1〜2日の出血のうちだと助かる可能性がかなり高くなります。

しかし、これを過ぎた頃にはかなり重症化していることが多いです。

 

おかしいなっと思ったら、様子を見るのではなく、すぐに医療機関を受診して早めに対応して頂ければと思います。

 

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また、不正出血という言葉だけ聞くと、ただただ出血をするというイメージで捉えられがちですが、子宮頸がん時に起こる不正出血はかなり特徴的な出血とされているため、気づきやすいかと思います。

性の若年齢化が進んだことにより、近年急激に増えだした子宮頸がんという疾患。

その主症状ともいえる不正出血のことを理解して、より異常の早期発見に繋げて頂き、1人でも多くの女性が早期発見、治療をして助かる世の中になればいいなと思います。

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