【乳がんと低用量ピルのリスクや副作用】ピルを使うと乳がんは間違い

避妊や、副効果(避妊以外の効果)の目的で使用されることがよくあるピル。

病院では血圧測定と簡単な問診に答えることで処方してもらえます。

そんな中、最近よく耳にする機会が増えた情報として、ピルを内服したことにより乳がんの発症リスクが増すということ。

薬で乳がんのリスクが増すってとても怖いことだなと思います。

そこで今回は

  • そもそもピルって何か?
  • 乳がんのリスクがあるのか?

この2点を中心にピルと乳がんの関係についてまとめてみました。

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そもそもピルって?ピルの種類って?

pill

女性では誰でも1度は耳にしたことがあるピル。

ピルとはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が配合されたホルモン薬です。

女性の体でこのホルモンが出ている状態の時は、排卵後から生理が来るまでと、妊娠している時です。

ピルを内服してこの上記の状態を擬似的に作ることで、避妊(着床抑制や精子の子宮内流入の抑制)を主の効果としています。

 

また、副効果として

  • ホルモンバランスの改善による生理不順の緩和
  • 生理痛の改善
  • 排卵を抑制するため
  • 卵巣嚢腫や子宮外妊娠の減少
  • 子宮体がんのリスク低下

などの効果をもたらします。

 

そしてピルには

  • 低用量
  • 中用量ピル
  • 高用量ピル

の3種類に分類されます。

高用量 ピル中用量ピル主にホルモン異常の病気に対して使われます。

ホルモンの量が多く、副作用(制欲減退、肥満、カンジダ症、血圧上昇)も強く出てしまうため、医師の指示量を守って使用していくことが大切となります。

低用量ピルは総ホルモンの量が少ないため、副作用も少なく、避妊や多毛症の治療、ニキビの減少などのために用いられます。

 

低用量を連日投与していく治療法のため、飲み忘れにより治療効果は大幅に下がります。

保険外適用の薬ともなっていることから病院に受診せずとも市販の購入ができるのも特徴的です。

よく会話や、ネットショップなどに出てくるピルと呼ばれるものはこの低用量ピルとなっています。

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ピルと乳がんの因果関係ってあるの?

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では、ホルモンを補充するピルを内服することで乳がんのリスクは高まるのでしょうか。

これには医療の世界でも様々な意見があります。

一昔前までは低用量ピルの内服によって女性ホルモンに反応するがんである乳がんのリスクが高まるといわれてきましたが、

最近の研究では、低用量ピルを内服しても乳がんのリスクが増加する可能性は低いが、乳がんにかかっている人、過去にかかったことがある人の内服によって乳がんの悪化を促進する可能性があるということが結果としてあがっています。

しかし、その一方で、海外の研究ではピルを使用いていた女性、特に長期間使用していた女性は全く使用していない女性よりも乳がんの発症リスクが増加しているということが分かりました。

特に若年性の乳がんにこの傾向が見られ、薬の種類、用量の関係については、まだ明確な結論が出ていません。

そのため、ピルの内服による乳がんのリスクは0ではなく、治療中の方、過去に罹患したことのある方では特に注意が必要というように考えておいていただければと思います。

 

ピルの内服と乳がんのリスクは・・・

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出典:loudread.com

結局のところピルによる乳がんのリスクの因果関係には諸説あるため明確にはなっていないのが現状です。

しかし、上記の通り、ホルモンに関わる薬であるためホルモンに反応するがんである乳がんとなんらかの関係があるということは考えられます。

 

そしてまた、ピルの内服により

  • 女性特有の苦痛な症状の改善
  • 生理不順
  • 避妊

などの女性の悩みを改善する効果があるということは事実であり、現在も上記の症状に悩み、内服している女性はたくさんいることと思います。

ピルも低用量とはいえ薬であり、薬は毒という先人の言葉にもある通り、薬には必ず副作用などの体にはあまりよろしくない効果も付随してあります。

そのため、症状が改善し次第、内服を中止し、必要以上に長く内服を続けないことで、乳がんのリスクを少しでも遠ざけることができるのではないかと考えます。

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One Response to “【乳がんと低用量ピルのリスクや副作用】ピルを使うと乳がんは間違い”

  1. […] ピルや女性ホルモン、副腎皮質ホルモンに関わる薬剤を服用している […]

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