【乳がんとストレス】癌になりやすいのは性格が良い人?悪い人?

古代ローマ帝国時代の医学者ガレノスの「乳がんは憂鬱になりやすい女性にできやすい」というような記述をご存知でしょうか。

古代の医学者も乳がんと性格の関連に目を向けていたようですが、性格以外、ストレスなんかでも乳がんとの関係があるのでしょうか?

現代社会において、多くの人が悩んでいるストレス。

誰しも多かれ少なかれストレスを抱えているかと思います。

ストレスと乳がんの関係を調べてみました。

スポンサーリンク


乳がんとストレスって関係しているのか?

 

これに対しては様々な学者が研究をしてきていますが答えははっきりしていないのが現状です。

なぜかというと、Aさんがストレスと感じていることをBさんはストレスと感じないというように、

ストレス要因、ストレスと感じることは人それぞれ違うため、他者評価がしにくいのが理由とされています。

 

また、ストレスと聞くと自分にとって悪いこと、嫌なことが起こった時にかかるものというイメージが強いですが、

人生における楽しいライフイベント(クリスマスやお正月、結婚や出産などなど)も人間の心には負担となり、ストレスとなります。

そのため、一概にストレスという言葉で関係性を証明できなのが現状となっています。

 

しかし、研究の中には、配偶者の死や離婚など、人生における負のライフイベントを経験した女性は乳がんの発症リスクが増強する可能性があるという報告もあり、今後も研究が必要なものとしています。

 

また、ストレスが乳がんと直結はしないものの、ストレスによる暴飲暴食や不眠、喫煙、飲酒などの生活習慣の乱れが積み重なり、それによって乳がん発症のリスクが増強しているという研究データもあります。

そのため、ストレス=乳がんというよりも、ストレスによって生活習慣が乱れたことによって乳がんを誘発することが極めて高いということになります。

スポンサーリンク


乳がんと性格は関係しているか?

ストレスは乳がんとの関係が研究中とされていますが、性格においてはどうなのでしょうか。

上記のように古代ローマ帝国時代の医学者でさえ、性格と乳がんは関係していると述べています。

東北大学のあるグループが1990年から7年間こんな研究を行いました。

 

性格を

  • 外向性
  • 神経質
  • 精神病質傾向
  • 虚構性

と分類して、がんの発症率を比較していますが、性格と癌の発症率には大きな差がなかったと報告されています。

(アンケートによる自己申告制のため、正確に評価ができていないという批判もあったようです)

 

また、アメリカのカリフォルニア大学の心理学者テモショック博士は、メラノーマ(皮膚のがん)となった方を対象に、研究をしたところ、

下記の性格の人(心理学的にタイプCといわれ、世間一般に良い人と言われる方)がガンとなりやすいという発表をしました。

  • 感情を表にださない、怒りなどの感情を過度に抑えられる
  • 自らの感情を素直に表現できず、自分の感情に気づかない
  • 我慢強く、控えめで、気を使いすぎて、自己犠牲的
  • ストレスをためやすく、発散できない人
  • 周りを気遣ったり他人を献身的に支えたり
  • 協力的で人に譲ることも嫌がらない
  • 権威に対しても従順で怒ることも滅多にない

このような人がこのタイプCに当てはまり、がんの発症率が高いとされています。

このことから、乳がんの発症率というよりも、がんの発症率と性格が関係あると言えそうです

性格は自己でも他者でも判断をすることはなかなか難しいとされていますが、

上記のようなタイプCの性格の方は確かにストレスがたまりやすそうで、がん発症率が高いということもうなづける気がします。

 

ストレスと聞くと全て悪い方向で取れられがちですが、逆にほど良いストレスによって体のホルモンバランスも調整され、健康状態が良好となったといデータもあることから、多少のストレスは生きていく上で必要となってくるのではないかと思います。

心理的に不快だなと思うストレスはしっかりと解消して、ストレスとうまく付き合いながら生活していきたいものですね。

スポンサーリンク

 

当サイトでよく読まれている検診と人間ドックの記事です 

 

【ピロリ菌に効く】ブロッコリーともやしとバナナの成分とその効果

【ピロリ菌の除菌と副作用】治療の費用は保険適用と適用外のどっち?

【ピロリ菌と再感染】再感染率が高まるやってしまいがちなNG行為

【乳がんと胸のへこみ】乳がんかどうかがわかるその症状や特徴

【インフルエンザの誤診】病院も風邪と間違える、その原因と対策

【インフルエンザと消毒液】効果のある消毒液の簡単な作り方と注意点

【インフルエンザと市販の風邪薬】ルルは処方薬との飲み合わせも安心

【インフルエンザは何科で受診できる?】症状別の受診すべき科

【インフルエンザと似た症状の病気】症状別インフルとの見分け方

【インフルエンザ中に耳が痛い】違和感は中耳炎と難聴の可能性アリ

【インフルエンザを放置するとどうなる】大人と子供の自然治癒の違い

【インフルエンザの除菌】ファブリーズとクレベリンは効果無し?

【インフルエンザ中のお風呂とシャワー】子供と大人の違いにも注意

【インフルエンザとタミフルの飲み方】その効果と嘔吐した時の注意点

【インフルエンザの兆候】インフルエンザの前兆と風邪との見分け方

乳がんの遺伝子検査とは?がん家系について知っておきたいこと

異常あり?異常なし?グレーゾーンも多い乳腺嚢胞(のうほう)とは?

「乳腺の石灰化」とは?マンモグラフィーの検査結果を分かり易く解説

 

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このページの先頭へ