【乳がんの見落とし】検査ごとの見落としの割合とその原因

乳がんの検査には触診から始まり、

  • マンモグラフィー
  • エコー
  • MRI
  • マンモトーム生検

など様々な検査を経て、診断を確定させます。

しかし、どの検査においても人の手を介するため100%の診断ができるものではなく、中にはどこかの過程で腫瘍や症状をを見落とすという落とし穴も潜んでいます。

どのようなことが検査の落とし穴となり、どのくらいの確率となっているのでしょうか。

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乳がん検査の落とし穴

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 乳がん検査では、触診にて乳がんが疑われた際に行う

さらにこの2つの検査にて乳がんである可能性が高まった場合に行う

があります。

それぞれの検査にて大事な腫瘍を見落としてしまうという落とし穴があります。

まずは乳がん検診という初期の段階で出会う2つの検査にて着目していきます。

 

1つ目は医療機関にて1番最初に行われるマンモグラフィーについて。

マンモグラフィーの画像では脂肪は黒く、しこりや石灰化は白く写ります。

 

そのため、若い女性に限らず、乳腺が発達している女性では乳腺組織が密集しているため、

全体のコントラストがつきにくく、全体が白く写ってしまうが故、石灰化や腫瘤の判定がとても難しくなり、医師の判断の時点で見落としとなるケースがあります。

 

上記以外にも機械の精密さや、乳房をしっかりと圧迫して撮影できていたかなどにより、画像の明瞭さが変わるため見落としにも繋がります。

マンモグラフィー単独での見落としの割合は約25〜30%程度とされています。

マンモグラフィーでの見落としはエコーも併用して受けることで防ぐことができます。

 

エコー単独での見落とし率は約13%とありますが、見落としの要因として人間が実際に映像を見ながら検査を進めるため、医師の手技により見落としてしまう可能性があることが挙げられます。

そのため、医師により見落とし率が変わるため、エコーの見落とし率はあまり正確でないのが現状となっています。

しかし、エコーとマンモグラフィー併用して受けることで見落とし率は5%以下となる結果も出ており、改めて、両方を受けることの重要性がうかがえます。

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MRI、マンモトーム生検での落とし穴

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出典:usa.healthcare.siemens.com

次に確定診断をつけるために行われるMRI。

MRIでのがんの見落とし率は5〜10%とかなり低い確率となっており、その理由として、MRIがマンモグラフィーやエコーで発見できない微細な腫瘍でも発見できるという点にあります。

そのため、見逃しの要因としては

  • 撮影の際の体動等により画像が不明瞭であること
  • 医師の読影の技術

などが主な原因として挙げられます。

 

また、マンモトーム生検も割合としての明確な表示はないものの、見落とし率はかなり低くなっております。

MRI、マンモトーム生検は、マンモグラフィーやエコーで見逃されがちな腫瘍を見つけるという目的で使われることもあり、医師の中にも確実に診断をつけたいのならばこの2種の検査をと推奨される方も多いことからか、見逃しは少ないように思います。

しかし、どちらも医師が最終の読影をし、マンモトーム生検に至ってはエコー同様に医師が手技を施すため、医師の技術も見落とし率上昇の要因となってくるのではないかと考えます。

 

検査の落とし穴、防ぐことはできないのか。

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結局のところ、いくら機械を使用していても画像の最終チェックは人間が行い、機械も全て人間が動かしていることから、本当に全て機械化する時代が来ない限りは見逃しを100%防ぐということは難しいのではないかと思います。

人間が何事に対しても失敗しないということは同じ人間としてまずないということがご理解頂けるかと思います。

 

また、医師達も人の生命を助けるためにその職に就いていることからもしっかりと診てくださっている医師も多いかと思います。

そのため、1つの医療機関での診断に不安がある場合は、セカンドオピニオンを利用して、できれば複数の医療機関で検査を受け、医師の説明を受けることで、検査の落とし穴でもある見逃しを防ぐことができるのではないかと考えます。

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