【乳がんと不妊治療】不妊治療を受けると乳がんになりやすい?

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今や、女性の多くの方が悩んでいる不妊症。

一般的に、215年8月より定義が変わり、1年間性生活を送っているにも関わらず、子どもができないと不妊症というように定義されます。

 

そして子どもが欲しいと悩む多くの不妊症の女性が受けているのが不妊治療。

いまでは芸能人も妊活と称して、不妊治療の様子をブログ等で公開しています。

不妊治療を受けることで乳がんのリスクも上がるのではないか。

そんな相談の記事をたびたび目にします。

実際に、不妊治療を受けることによる乳がんの罹患率は上がるのでしょうか。

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不妊治療を受けていると乳がんになりやすい?

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出典:mirror.co.uk

不妊治療はホルモンに起因するお薬を使って卵巣を刺激し、排卵を促します。

そのため、ホルモン剤による影響、卵巣を刺激することなどが影響することによって、乳がんの罹患率が上昇するのではないかと言われてきました。

 

アメリカの癌学会によると、不妊症治療薬のクエン酸クロミフェン(商品名 クロミッド)や、ゴナドトロピンを服用しても乳がんリスクは増加しなという研究結果を発表しています。

しかし、この研究は、1965年から1988年に不妊症と診断された女性を2010年まで調査しており、

つまりは、現在の年齢が50歳代後半の女性であるため、現段階で不妊治療を積極的に受けている20〜40歳代の女性に関しては研究対象外であったということになります。

 

 これに対して日本乳がん学会も研究を行っています。

日本乳がん学会は、30歳前、30歳以上、40歳で乳がん治療を受けた人への研究を2010年に行いました。この研究だと、アメリカの研究よりも年代が若い人のデータがとれるということです。

その結果ですが、不妊治療と乳がん発症のリスクに関しては否定的であり、むしろ、30歳以上で不妊治療を開始した方、不妊治療をしたけれども出産にまで至らなかった方では、わずかながらでありますが、乳がんの発症率が減少しているという結果が出ました。

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不妊治療中でも乳がん検診を受けられるのか

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出典:missecoglam.com

 不妊治療中は何か検診を受けるにも不妊治療に影響はないか等々、検査を受けるのに尻込みしてしまわれるかと思います。

不妊治療でも基本的には乳がん検診は受けても良いとされています。

特にエコーやマンモグラフィーでは放射線量も微弱だったりするので治療への影響はさほどありません。

 

また、不妊治療で卵巣を薬で刺激することもありますが、その刺激が乳腺にすぐに伝わってくるとも考えづらいため、基本的には検診を受けても良いとされています。

実際に、不妊治療中でお薬を投与する日等に乳がん検診を受けに行っている方もいらっしゃるそうです。

しかし、何かあってからでは遅いため、検査を受ける際は必ず医者に一言不妊治療中である旨を伝えておいたほうがいいかもしれませんね。

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まとめ

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最初に記載した上記の研究より不妊治療と乳がんの関係については否定的という結果が出ていますが、そもそも不妊治療を受ける女性の背景には、不妊の要因と考えられる肥満や、卵巣、子宮の異常があることが考えられます。

また、不妊治療をした結果、治療をしたにも関わらず子宝に恵まれなかったことにより出産経験がないということになってしまったり、治療により高齢出産となることもあります。

 

つまり、治療や、治療に使う薬剤そのものが乳がんのリスクを増加させるというよりも、治療を受ける方にもともと乳がんにかかるリスクがあったり、不妊治療をしたことによって、乳がん発症のリスクを誘発している場合が多いということになります。

そのため、治療中でも、治療をしている旨をしっかりと伝えた上で乳がん検査をしたり、セルフチェックをかかさずに行って欲しいです

せっかく治療を頑張って、新たな命を得ても乳がんという病気でその新たな命と真剣に向き合えないのは心苦しいことかと思います。

今現在治療中の方には未来のかわいい我が子のためにもぜひ検診を勧めたいと思います。

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