【乳がんと胸のへこみ】乳がんかどうかがわかるその症状や特徴

乳がんには、しこり以外にも症状が多々あります。

そのうちの1つ、目で見てわかる症状に胸のへこみが見られるという症状があります。

セルフチェックではしこりという出っ張っているものを探す方法を伝えられますが、へこみを探すということは通常ではないと思います。

胸がへこむとは一体どういう状態なのでしょうか。

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胸がへこむとはどういう状況か?

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胸がへこむという状態を想像するのは非常に難しいかと思います。

胸がへこむという症状は症状が軽い順に

 

①えくぼ症状(別名、不完全皮膚固定)

↓↓↓

②皮膚萎縮

↓↓↓

③皮膚潰瘍

と呼ばれており、

特に最初に挙げられているえくぼ症状が、恐らく最初に目の当たりにする胸がへこんだ状態と考えます。

 

えくぼ症状とは一般的に

「悪性の腫瘤周囲の乳腺組織を集めて、腫瘤の中心に台形を作るような形で皮膚を持ち上げると皮膚が引き連れる症状」

と定義されています。

要は腫瘍の周りの胸の脂肪を腫瘍の周りに集めて、腫瘍を中心となるように指でつまむように挟むと、えくぼのようにへこむものとなります。

 

そして症状が進んでいくと、皮膚や胸筋へ浸潤していくため、

  1. 乳房自体が小さくなっていき(萎縮)
  2. 最終的には潰瘍となり
  3. 腫瘍がある部位からの浸出液も見られるようになります。

この潰瘍になった状態のことを医療業界では「はなが開いた」ということもあります。

 

なぜ、胸がへこむのか?

 

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出典:allabout.co.jp/

なぜ、上記のように乳がんによって、乳房がへこむのでしょうか。

そもそも、女性の胸は、乳腺をクーパー靭帯と呼ばれる組織が引っ張ることで張りのある乳房を形成しています。

 

そのため、よく、動いたり走ったりすることで胸を大きく揺らしてしまうと、将来的に胸が垂れやすくなるというように言われることがあるかと思いますが、これは走ったり大きく胸を揺らすことで乳腺組織を引っ張っているクーパー靭帯が切れてしまうことが原因となるからです。

しかも、このクーパー靭帯は一度切れてしまうと再生は不可能な組織となっています。

 

そして乳がんは、

  1. がん細胞がこの乳腺をつっているクーパー靭帯を巻き込んでしまい、
  2. 巻き込まれたことでクーパー靭帯の可動性が制限され、
  3. 巻き込まれていないクーパー靭帯と巻き込まれているクーパー靭帯との間で皮膚の段差ができ、
  4. えくぼ症状が出現します。

ちなみに余談ではありますが、なぜ、上記のようにえくぼ症状と呼ばれているかというと、頬にできるえくぼの原理が実はこの状態と同じであることからこの名前がつきました。

このへこむという状態の症状が乳がんで唯一、目で見て確認できる症状であります。

 

しかし、乳がんは乳腺組織から発生するがんであり、発生したのちに周囲の乳腺組織を巻き込み、のちに皮下組織を巻き込み、最終的に皮膚組織を巻き込みます。

というわけで、皮膚に症状が現れているということは、がんが進行してしまっている証拠であるといえるため、初期のうちに発見できることはほぼないといえます。

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セルフチェックでは、ほぼ発見しない症状


上記でも書かせていただいた通り、このことから、胸がへこむという症状はセルフチェックの段階では通常発見しないものであり、恐らくしこり以外の様々な症状が出現した段階から見られる症状となるかと思います。

しかし、触診にてしこりを発見した際に上記のように確かめてみることで腫瘍の進行度は分かるかと思いますので、判断材料として記憶の片隅に留めておいて頂ければと思います。

これを書いている自分自身もえくぼ症状、萎縮については見たことありませんが、潰瘍は一度だけ拝見したことがあります。

ガーゼを何枚当てていても浸出液が絶え間なく出る上に、匂いも強いもので、ご本人はもちろんのこと、見ている方もかなり辛い気持ちになるものでした。

自分、そして自分の大切な人に辛い思いさせないためにも、悪化してからの発見とならないよう早期発見、早期治療が大切となると改めて思います。

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