【乳がんと未成年】高校生や中学生の乳がん検診の必要性

乳癌とは40〜50歳代の女性に多い病気とされており、検診でも自治体等で推奨する年齢は大体が40歳以降とされています。

血縁者に乳がんの方がいらっしゃる方でも検査を受け始めるために推奨されて’いるのは20歳代中頃とされています。

しかし、最近では「胸にしこりのようなものがある」と病院受診を検討する10代前半〜後半の方のお話をよく聞きます。

未成年でも乳癌となる可能性はあるのでしょうか。

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未成年でも乳がんとなる可能性はあるのか?

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未成年での乳がん罹患者は、西欧や韓国では15歳からの乳がん発症例が過去に報告されていました。

日本では結論から申し上げると、ほとんどいません。

5年前に遡りますが、2010年のデータでは76041例の乳がんに関する事例の中で、未成年であったのは2例のみとなっています。

他の医師の記事や発表の文書等を読んでみても何千人と治療をしてきて若年者はわずかに1〜2例であり、その例も10代後半(18〜19歳)であるということがわかりました。

このことから、少数ではありますが、未成年でも乳がんとなる可能性があるということがわかりますね。

 

未成年で発症する乳がん=若年性乳がんとは

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出典:dailyherald.com

少ないとはいえ、未成年で乳がんを発症する事例もあり、25歳以下で発症する乳がんを一般的に若年性乳がんと言います。

未成年の乳癌である若年性乳がんとはどのような特徴があるのでしょうか。

若年性乳がんの特徴としては進行は早く、見つけた時にはしこりが大きくなっているケースが多いため自分で発見することが多いがんとなります。

 

また、40代以降の好発する年代に発症する乳がんとの大きな違いは、若年者が乳がんとなると皮膚にひきつれなどの症状がほとんで見られないため、触って初めて異常を感じるというケースが多いということです。

原因として主に考えられていたことは、今までは遺伝であるということでした。

しかし、現在では食の欧米化による栄養バランスの乱れ、成長スピードが早まっていることにより西欧で多かった未成年の乳癌が日本でも見られるようになったということが現状となっています。

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未成年でしこりが触れた時って?

Juvenile breast cancer

そして医療機関等でがんではないとの確定診断がついたけどしこりが触れるというケースもよくありますが、未成年でしこりが触れた時はどのような状態となっているのでしょうか。

それは乳房の良性腫瘍でもある線維腺腫である可能性が非常に高く、10代ではしこりを発見して受診する方の9割以上がこの線維腺腫であることが多いです。

線維腺腫とは、主に若年者に発症する、良性の腫瘍性病変でありエストロゲンというホルモンが深く関わっていると言われており、

診断には

など、乳がんのための検査と同等の検査を行っていきます。

この線維腺腫も大きさが増大していく傾向にあるものですが、大きくなったからといってがん細胞になることはまずありません。

そのため、一般的には経過観察でよいとされる疾患ですが、腫瘍の大きさが3cm以上となると痛みが出現する可能性、見た目の問題、他の良性腫瘍との鑑別のため切除を勧める医療機関もあります。

未成年でもセルフチェックは大切

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上記のことから、未成年でのしこりは9割は良性腫瘍である可能性が高いと言われていますが、稀に若年性の乳がんである可能性があるということです。

そして、未成年の腫瘍は良性、悪性に関わらず、成長スピードが非常に早いということが最大の特徴となってきます。

そのため、未成年であってもセルフチェックを行っていくことが非常に重要となってきます。

特に家族、親戚に乳がんとなったことがある方がいる方、初潮が早かった方などは、月に1度のセルフチェックをしていくことで、腫瘍の早期発見へと繋がります。

年齢が若いと羞恥心や、まだ若いから・・・という感覚等で、目を逸らしがちかと思いますし、学校等でも教わることもほとんどないため、情報を得る機会は少ないと思いますが、敏感に情報をキャッチし、自分の身体と見つめ合う時間を少しでも作ってもらえたらと思います。

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