【バリウム検査の内容】検査時間やバリウムが苦手な人が楽に飲む方法

バリウム検査というと、大抵は胃と十二指腸を観るための検査をさします。

でも、胃がんの検査は胃カメラもありますよね?

胃カメラと胃バリ(胃透視)、どちらを受けるべきでしょうか?

今回は、胃バリについてお伝えすることにしましょう。

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胃バリって、どんな検査?

胃と十二指腸の病変(具体的に言うと癌)を見つけるのが、胃バリ(胃透視とも呼ばれます)。

ちなみに、大腸のバリウム検査は注腸と言われています。

ただし、大腸がん検診は便潜血で済ませることが多いので、検診の時に行うことはごくまれです。

 

また、大腸のバリウムは、前日からの準備も必要。

胃のバリウムなら前日の夕飯の後(おおよそ21時以降)から絶食にするだけで受けられます。

採血もあるので、どうせ空腹の状態で来院しますから、それだけで受けられるならいいですね。

 

また、胃カメラは医師と看護師が一人の検診者につきっきりになります。

もし眠って検査したいという場合には、ぼーっとする鎮静薬を使用しますので、検査後も医療機関で休む必要があります。

 

そういった手間暇に関して比べると、バリウムなら検査技師1人と、注射を打つ(お腹の動きを抑えるため)時だけ看護師がいればできてしまいます。

鎮静薬を使用することはありませんから、検査後はすぐに帰ることが可能です。

医療機関側からすると、胃バリは胃カメラよりもお手軽、と言えるのです。

 

バリウム検査で、何がわかるの?

胃カメラは、口から内視鏡を入れて、胃を内側から観ます。

胃の粘膜を観察して、もし何かしらのできものや病変があれば、それをつまんで検査に出します。

ですから、一度に検査と生検(組織の顕微鏡検査)が一度にできてしまいます。

 

じゃあ、胃カメラが万能か?というと、そうでもないんですね。

胃カメラを操作している医師しか、その画面を見ることはできません。

 

また、胃カメラをしながら写していく写真も、その医師しか選択できません。

胃には死角となってしまう場所もありますし、術者の腕にも影響されてしまう・・・それが、胃カメラのウイークポイント。

 

一方で、バリウムはどうでしょうか?

バリウム検査は、X線を通しやすいバリウムと、通しにくい炭酸ガスの2つを合わせることで、病変を映し出すことができます。

バリウムを飲んだあとで、身体をごろごろ回転させ、検査台を上下させ、そして胃と十二指腸の壁にまんべんなくバリウムをくっつけます。

 

そんなこんなを3~10分繰り返すと、なんとも不思議な3Dの立体画像が出来上がります。

このバリウムと炭酸ガスによって浮かび上がった画像から、胃の全体像が解ります。

もし画像に欠けた部分があると、そこに病変がある、と判断されます。

mm単位の病変から、胃・十二指腸全体像までわかる・・・それがバリウム検査です。

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あのなんとも言えないまずい液体・・・それがネック

バリウムは胃カメラよりもお手軽にできるし、大きくも小さくも見ることができるのですから、バリウムは万能に思えますね。

ところが、そうでもありません。

バリウムはバリウムで、ネックになることがあります。

  1. バリウムそのものがまずい。
  2. バリウムを飲んだあとに、必ず下剤を飲まなくてはならない。

この2つが、皆さんがバリウム検査を躊躇してしまう原因ですね。

 

あの、まずくてドロドロしたバリウム。

液体と言ってよいのかもわからない、不思議なモノ。

コレ、なんとかならないんですかね?

そう思っている方も多いことでしょう。

 

そこで一つコツを。

 

バリウムを飲む時には、躊躇せず、グイッと飲んでしまいましょう。

チビチビ飲んでいると、飲み込む回数が多くなります。

ずっと口の中にあるような状態なので、余計に気持ち悪くなります。

飲み終わらなければ検査になりませんから、検査時間も延びてしまいます。

ですから、ここは風呂上りの牛乳のように、腰に手をあててグイッと・・・いってみましょう。

 

バリウム検査の結果は、いつ出るの?

バリウムの検査結果は、その日・その時には出ません。

そもそも医師がついていないので、胃カメラのように、その場で説明することができませんからね。

全ての写真を医師がチェックをして、それから判定を出します。

そして、採血結果を始め他の検診結果と一緒に、所見が送られてきます。

 

もし精密検査となったら、その時には胃カメラやCT・MRIといった詳しい検査を行うようになります。

確定診断のためには、異常所見のあった部位の生検(組織検査)は必須。

となると、胃カメラはどの道通る道なのかもしれません。

しかし、短時間で楽にできれば、それが一番いいですね。

それに、検診の財源元である市町村や企業が、検診項目に何を含むかによって違いますから、あなたの一存で胃カメラか胃バリかを決められないでしょう。

まとめ

大切なことは、どんな検査方法であれ、まずは検診を受けること。

そうすれば、次の検査へ引き継ぐことができます。

毎年受けていれば、3年間受けない間に癌が全身に転移していました・・・ということにはなりません。

胃がん検診、受けてみませんか?

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