【インフルエンザ中の下痢を止めたい】注意点をおさえた正しい対処法

インフルエンザと言うと、悪寒・高熱・倦怠感・筋肉痛など全身の症状が現れるというイメージがあると思います。

しかし、インフルエンザには他にもいろいろな症状があります。

今回は、インフルエンザによって腹痛や下痢の症状が強く出る場合の原因や、正しい対処法について解説します。

 

毎年冬になると、インフルエンザが猛威をふるい始めます。

一般的には高熱や咳・頭痛などの症状が出ますが、それに加えて下痢を伴うこともあるのです。

それでなくても起き上がることさえ苦痛なのに、トイレに何度も行かなければいけないとなるとつらいですね。

 

そこで今日は、インフルエンザによる下痢の原因と有効だと思われる対処方法も紹介していきます。

更に、インフルエンザで下痢になった場合の注意点や、おススメの食事なども紹介していくので参考にして頂けたらと思います。

間違った対処をしないためにも、しっかりチェックしていきましょう。

 

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インフルエンザはどの型でも下痢になる可能性があるのか?

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インフルエンザには大きく分けてA型とB型・新型とありそれぞれ症状に違いがあります。

 

A型の場合

高熱になりやすく、関節痛、筋肉痛を伴うことが多い。

呼吸器系の症状が出やすい(咳・喉の痛みなど)

 

B型の場合

微熱が出る。

消化器系の症状が出やすい(腹痛・下痢など)

 

新型の場合

突然の高熱・咳・咽頭痛・倦怠感に加えて、鼻水・頭痛などの症状が出る。

季節性インフルエンザと似ているが新型の方が、下痢などの消化器症状が多いと言われている

 

上記のように下痢や腹痛の症状が出やすいのは、インフルエンザB型と新型のウイルスです。

しかし、A型の場合でも消化器系の症状が起こることもありますので注意が必要です。

 

インフルエンザで下痢になってしまう3つの原因

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抗インフルエンザウイルス薬の影響によるもの

 

抗インフルエンザウイルス薬は、発症から48時間以内に服用することで、発熱の期間を短くしたり、ウイルスの排出量を減少させる効果があるとされています。

しかし、抗インフルエンザウイルス薬のタミフル・リレンザなどの副作用として腹痛・下痢の症状が出ることがあります。

なぜならば、抗ウイルス薬などの病原菌を攻撃する薬は、腸の中の善玉菌も同時に攻撃してしまうため、下痢の症状が起こることがあるのです。

 

 

高熱が原因で胃腸が弱ってしまうため

 

インフルエンザで下痢になってしまう原因には、ウイルスが腸に直接的に影響を及ぼす以外に、高熱により胃腸の機能が弱ってしまう可能性もあります。

この場合は、熱が下がることと並行して、下痢もおさまっていきます。

 

 

インフルエンザの治りかけに別のウイルスに感染してしまったため

 

インフルエンザの症状が落ち着いても、高熱が続いた体は免疫力が低下しているため、下痢を引き起こす別の細菌が入り込みやすくなります。

そのため、インフルエンザの治りかけに新たにノロウイルスなどの胃腸炎に感染してしまうことがあるのです。

 

▼ポイント▼

 

熱が下がっても、インフルエンザのウイルスが失活したわけではありません。

症状がおさまっても2日間ほどは、ウイルスが体内に残っています。

なので、なるべくなら外出をひかえ、どうしても出かけなければならない時にはマスクをして、二次感染を防ぎましょう。

 

インフルエンザで下痢になってしまった時の正しい対処法

 

脱水症状を防ぐために水分補給をする

 

インフルエンザウイルスを出し切ろうとして下痢が続く場合には、体内の水分が大量に消耗されます。

下痢は、ナトリウムやカリウム・及びミネラルの不足につながり、脱水症状の原因にもなります。

特に大量のカリウムが流れ出てしまうので、経口補水液を摂るようにすると良いでしょう。

 

※スポーツドリンクにもカリウムが含まれていますが、経口補水液と比較すると含有量は少なくなります。

 

胃腸を休める

 

腹痛や下痢の症状が出たら、胃にやさしい食事に切り替えましょう。

無理に栄養を摂取しようとする必要はありませんので、一日の食事を1食から2食程度にして胃を休めましょう。

 

 

医師又は薬剤師に相談する

 

3日以上激しい下痢が続く場合には、もう一度病院に行って医師に相談するようにして下さい。

インフルエンザウイルスが体内に留まっている場合には、免疫力や体力がどんどん低下していき、最悪の場合には他の病気を併発する恐れがあるので十分に注意しましょう。

 

 

インフルエンザで下痢になった場合の注意点

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下痢による腹痛には、お腹を温めることがおススメ

 

下痢による腹痛がある場合には、お腹周りの衣服のゴムなどは緩めて圧迫しないようにしましょう。

更にカイロを貼って温めたり、腹巻を利用することも有効です。

 

トイレは我慢しない

 

インフルエンザに感染して起こる下痢の症状は、体がウイルスを取り除こうとしている証拠です。

なので、市販の下痢止めなどでウイルスを排出するのを抑えずに、出し切ってしまった方がいいでしょう。

 

※下痢がおさまり始めたら、市販のビオフェルミンなどを服用するのもおススメです。

 

 

*ポイント*

 

下痢止めの薬と整腸剤の違いとは?

 

下痢止めは、下痢を止めるためのお薬です。

ウイルスや細菌感染で激しい下痢になってしまった場合には、体が悪いものを外に出そうとしています。

下痢止めは、その働きをも止めてしまうため場合によっては飲むのを控えて下さい。

 

一方、整腸剤は腸内の善玉菌を増やす働きをしてくれます。

その働きによって悪玉菌を減らしてくれるため、副作用はほとんどありません。

 

しかし、即効性はなく下痢の症状がすぐに直ると言う効果はないでしょう。

整腸剤は、どちらかというと穏やかに効いていきますが、お腹の調子を整えるために有効です。

 

インフルエンザで下痢になった場合のおススメの食事・3選

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ここには、下痢の症状が少しおさまってきてからの食事のポイントを紹介します。

まずは体を温めるため、温かくて消化の良いものを食べるようにしましょう。

 

①おかゆ

 

お粥は消化吸収されやすいので、一番のおススメです。

少し状態が良くなってきたら玉子を加えれば、たんぱく質も摂取出来て免疫力アップが期待できます。

 

②うどん

 

やわらかく煮たうどんも消化が良いのでおススメです。

具材をトッピングするのは止めて、素うどんにしましょう。

 

③茶碗蒸し

 

まだ下痢の症状が完全に治っていない状態ならば具は入れない方が良いです。

ただし、鶏肉からは良いだしが出るので、食べるときに取り除くようにすると良いでしょう。

 

 

リンゴやバナナなどのフルーツもお腹にやさしいのでおススメです。

バナナにはカリウムも含まれているので食欲が出てきたら、積極的に食べるようにすると良いでしょう。

 

インフルエンザで下痢の症状が出た時の原因は?正しい対処法ってあるの?

 

それでは、インフルエンザで下痢になってしまう原因について振り返ってみましょう。

 

 

・インフルエンザB型または新型の場合には、腹痛や下痢などの消化器系の症状が出やすいです。

※A型でも消化器系の症状が起こることもあります※

 

インフルエンザの症状で下痢が起こる3つの原因

 

  • 抗インフルエンザウイルス薬の影響によるもの
  • 高熱が原因で胃腸が弱ってしまうため
  • インフルエンザの治りかけに別のウイルスに感染してしまったため

 

下痢になってしまう原因としてあげられるのは、インフルエンザの薬のタミフルなどの副作用の他、高熱で体力が弱ってしまって胃腸の機能が低下することも原因の一つと考えられます。

この場合は、熱が下がれば胃腸も回復し下痢も治ることが多いです。

更に、インフルエンザの治りかけで免疫力が落ちているときに、ノロウイルスなどの胃腸炎や別のウイルスに感染してしまった可能性もあります。

 

インフルエンザで下痢になってしまった時の正しい対処法

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  • 水分補給をする
  • 胃腸を休める
  • 医師・薬剤師に相談する

 

下痢の時には、水分を普段以上に失っているので特に水分補給には注意するようにしましょう。

スポーツドリンクは、失った水分を効率よく補うことが出来てとても便利ですが、経口補水液はスポーツドリンクに比べて糖分が少なく電解質が多いので

下痢や、発熱・大量の汗で脱水状態になりやすい体調の時には経口補水液の方が向いています。

ただし、一気に飲むと胃腸を刺激してしまう恐れがあるので、少しずつ口に含ませることがポイントです。

 

下痢がひどい時には無理して食事を摂らずに、胃腸を休めてあげて下さい。

 

また、3日以上下痢が治らない場合には病院に行って点滴を打つなどの適切な処置をしてもらいましょう。

 

熱が下がり体調が回復してきたら、刺激物を避けて温かくて消化の良いものを少しずつ食べるようにします。

どうしても食欲が出ない場合は、ビタミンなど栄養素の補給にゼリーなどの口当たりの良いものを摂るのがおススメです。

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